我が家の娘「さら」は


他のおうちの方からすると


きっとヒトじゃなくて


ワンコに見えると思います


日本の言葉も苦手のようで


英語で「ONE ONE」しか言わないので


よほどバイリンガルに憧れているのか


優勝したチームがピッチャーマウンドの上で


人差し指を尽きて叫んだ言葉を覚えているのか


どちらかだと思います



夏ごろのさら



さて、そんな「さら」ですが


この娘には


涙なくては語れない


悲しい過去がございます


実はこの娘、可愛そうなことに


ひどい生みの親に捨てられたのです


正確には生みの親の主が捨てたのです


公園の木の下に


一人寂しそうに震えていたそうです。


季節は冬です


寒い日もあったでしょう


凍てつく風の日もあったでしょう


突き刺すような雨雪の日もあったかもしれません


そんな可愛そうなワンコたちの


里親を探そうという


素晴らしい団体がありまして


その団体さんの仲介で


私たち家族に「さら」という娘が増えたのです。


それは去年の3月の頃


まだまだ小さい(生後推定1ヶ月から2ヶ月)娘は


腹が出ていなくて頑固じゃなくて


お酒ばっかり飲んでいることのない父親と


暗いところで見ると美人で


霧の中ではすごく可愛くて


鍵や財布をなくしたことがない母親と


お利口でわがままじゃなくて朝早くおきて


買い物のたびにおもちゃをねだらない


素晴らしいお兄ちゃんのいる我が家に来ました



きっと、「さら」はすぐに


「この家ではすぐにナンバーワンになれる!」


と安易に思ったことでしょう


しかし彼女には


更なる苦難が続くのでした・・・②へ・・・