初めての一人暮らしは、自由で楽しい反面、家賃や光熱費、通信費、食費など何かとお金がかかります。20代の頃はまだ収入もそれほど高くなく、「とにかく節約しなきゃ」と考える人もきっと多いと思います。
私も当時を思い起こすと、スーパーでは最安値の商品や期限切れギリギリの商品などばかり買いあさり、家具や家電も価格重視。少しでも出費を減らそうと必死でした。
しかし今振り返ると、安さだけで選んだことで、逆に損をしたものが結構ありました。
今回は、私が実際に一人暮らしを経験して「ここだけはケチらない方がいい」と本気で思った7つを紹介してみます。
1. 寝具の後悔
最初の一人暮らしでやりがちなのが、寝具を適当にそろえてしまうことです。私も「寝られれば何でもいい」と思い、ホームセンターへ行って、マットレスとフトンや枕が一式になった格安セットを購入しました。
ところが結果は最悪。朝起きると腰が痛い、肩がこる、疲れが取れない。睡眠の質が悪いと、仕事の集中力もがた落ちです。
寝具は毎日使うもので、体にとって本当に大事なものだと痛感しました。少し高くても、自分に合ったマットレスや枕を選ぶ価値は十分あります。なんといっても睡眠の質は、健康にも仕事のパフォーマンスにも直結しますから。
2. 食費の後悔
日々の節約で真っ先に削りたくなるのが食費です。私もおなかを満たせればいいという思いで、カップ麺、菓子パン、激安弁当ばかり食べていた時期がありました。
たしかにその場の出費は減り、作ったり後片付けする手間も省けます。しかし数週間も続けると、体がだるい、集中力の低下など体調不良を感じ始めました。
これではまずいと、外食で栄養のありそうなものを食べあさったり、栄養ドリンクを飲んだりして、栄養のことばかり考えるようになりました。
その挙句、余計な出費が増えたばかりか、栄養過多で体重も増加の一途をたどってしまったりと、散々な目にあいました。
一人暮らしに食生活は本当に大切なことです。今ではネット上で簡単でおいしく、さらには栄養バランスが取れるレシピがたくさん紹介されています。
毎日は難しいかもしれませんが、自炊に挑戦してみるのもおすすめです。
3. 家電の後悔
電子レンジ、掃除機、ドライヤーなど、一人暮らしには必要な家電がたくさんあります。私は初期費用を抑えようとして、格安の家電セットを購入しました。
しかし実際に使うと、音がうるさい、使いにくい、すぐ壊れる…。結局1年ほどでほとんどの物を買い替えることになってしまいました。
毎日使う家電ほど、価格だけでなく耐久性や使いやすさが重要です。ちょっと高く思えても、長く使えるものを選んだ方が、結果的には安く済むことが多いです。
4. 靴の後悔
意外と見落としがちなのが靴。安い靴を買えば節約になると思っていましたが、すぐ底がすり減ったり、かかとが取れてしまったり、挙句の果ては足も痛くなりました。
通勤や通学で毎日履く靴は、快適さがかなり大切です。足が疲れると、その日一日のやる気や集中力にも影響します。
少し高くても、歩きやすく長持ちする靴を選んだ方がコスパは高いと実感しました。
5. 健康管理の後悔
「病院代がもったいない」と思い、風邪をひいても市販薬でごまかしていた時期がありました。
ところが風邪を引いてしまったある日、その風邪が悪化して高熱を出し、仕事を休むことに。
診察代をケチったせいで、収入も体力も失いました。
体調不良を我慢しても良いことはほとんどありません。早めに病院へ行く、歯医者で定期検診を受けるなど、健康への出費は惜しまない方が結果的に安く済みます。
6. 洗剤・日用品の後悔
洗剤やトイレットペーパーなどの日用品も、私は最安値ばかり選んでいました。
しかし、洗剤は汚れ落ちが悪く量を多く使う、トイレットペーパーはすぐなくなる、ゴミ袋は破れるなど、毎日の小さなストレスが積み重なりました。
そんな時におすすめは、大手のスーパーやドラッグストアのプライベートブランド商品。価格を自社の定番商品より安く設定してくれているのでお買い得です。
7. 時間の使い方の後悔
最後に伝えたいのが「時間」です。
10円安い卵を買うために遠いスーパーへ行く、乗り換えの多い安い電車ルートを選ぶ…。私もよくやっていました。
もちろん小さな節約も大切です。
しかし、それに費やす時間を勉強や副業、休息に使った方が時間の価値は高かったなぁと、今さらながら悔やんでいます。
特に20代の時間は貴重です。お金だけでなく時間も大切な資産なんだと思い、大切に使ってください。
■まとめ
=節約は“削る場所”を間違えないこと=
一人暮らしを始めたばかりの頃は、どうしても「出費を減らすこと」ばかりに意識が向きがちです。ですが実際には、何でも安く済ませればいいというものではありません。
寝具、食事、家電、靴、健康管理、日用品、そして時間。こうした生活の質に直結するものを無理にケチると、体調を崩したり、買い直しが必要になったり、結果的に余計なお金や時間を失うことになります。
本当に上手な節約とは、ただ我慢することではなく、「使うべきところには使い、抑えるところは抑える」ことです。
これから一人暮らしを始める方は、ぜひ安さだけで選ばず、長い目で見て後悔しないお金の使い方をしてみてください。