ピスタッチオです!

 

今回は⚾️

 

5月18日に
長良川球場
で行われた

春季東海大会1回戦

"県立岐阜商業vs静岡"

の観戦日記です。

 
 

 今年、創部100周年を迎える岐阜県内屈指の伝統校である県立岐阜商業(岐阜1位)と、こちらも創部120年以上と伝統のある静岡(静岡2位)との対戦。

 県立岐阜商業は昨秋に続いての東海大会出場。先発は注目のエース投手。この試合も140㌔前後の直球を主体とした投球が光りました。変化球も120㌔台半ばのスライダーと落差小さく鋭いスプリット、100㌔前後の緩いカーブ等多彩。

 

 静岡は昨秋、地区予選初戦で常葉大橘に敗れ県大会出場を逃すも、今春は県準優勝を果たし東海大会出場。先発は背番号1をつける谷脇投手。135㌔前後の直球と125㌔前後のスライダーが主体。ストライク先行の投球で制球力の高さが印象的でした。

 

  1回裏 静岡

 

 3番中野選手がライトポール際へホームランを放ち1点を先制。

 

  6回表 県立岐阜商業

 

 相手のミスをきっかけに1死1・3塁のチャンスをつくると、1塁走者が次打者への初球にスタート。2塁への送球が逸れる間に3塁走者が同点のホームを踏みます(敵失)。再び1死1・3塁とし、5番大東選手がライトへの犠飛を放ち逆転に成功します。

 

  9回表 静岡

 

 初回にホームランを放ったファーストの中野選手をマウンドへ。130㌔台後半の直球とスライダーが主体の右腕が三者凡退に抑えます。

 

  9回裏 静岡

 

 3番からの好打順も、好投を続ける相手エースを前に2者連続三振を含む三者凡退に抑えられてゲームセット!

 

 

 まとめ

 

 2対1で県立岐阜商業準決勝進出を決めました。注目のエース投手が被安打310奪三振の好投。失点は初回のソロホームランによる1点のみと終始安定していました。中盤以降は球場のガンでも140㌔超の表示が増え、直球を決め球に三振が取れていました。野手陣は相手先発からなかなか点が奪えない中、無失策でエースを支えた点は大きかったように感じます。翌日に行われた準決勝では、菰野(三重2位)を相手に延長タイブレークの末に惜敗。夏は終盤につれ連戦となるため、投手の連投、そして他の投手の台頭が甲子園出場の鍵を握ることとなるでしょう。


 一方惜しくも敗れた静岡は、チーム全体で3安打1得点と奮わない中、3番中野選手がホームランを含む2安打1打点の活躍。投手としても前チームから主力として投げており、夏の大会でも投・打で期待がかかる選手です。先発の谷脇投手はコーナーに決める投球で的を絞らせませんでした。ここにこの日はボール球が多かったスローカーブが加わればさらに投球の幅が広がるような印象です。野手陣は失点した6回に内野手のミスが2つ重なりましたが、それ以外の場面では軽快な動きで好プレーを見せるなど守備力の高さを発揮。突出したチームはないものの、実力が拮抗している静岡県で、3年ぶりとなる甲子園出場に向けた夏の戦いからも目が離せません。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回も是非。

 

ピスタッチオ⚾️