ピスタッチオです!

 

今回は⚾️

 

4月14日に
熱田愛知時計120スタジアム
で行われた

春季愛知県大会2回戦

"中部大第一vs大成"

の観戦日記です。

 
 

 名古屋地区1位校トーナメントで東邦に勝利し今大会シードの中部大第一と、昨秋県ベスト8に進出し前日の1回戦で杜若に3対1で勝利した大成の対戦。

 

 

 中部大第一の先発は2年生ながらエースナンバーを背負うの治京投手。120㌔台中盤の直球に、カーブとスライダーを混ぜる右のオーバーハンド。

 
  1. 中 田口
  2. 三 堀田
  3. 二 竹内
  4. 右 篠田
  5. 左 木下
  6. 一 河内
  7. 捕 西田
  8. 遊 服部
  9. 投 治京
 
 大成の先発は注目絶対的エース投手。140㌔に迫る直球とスライダーを軸に、抜群の制球力で投げ込む右腕です。前述の1回戦では145球を投げて完投勝利を収めています。
 
  1. 右 大池
  2. 二 小島
  3. 投 堺 
  4. 三 山尾
  5. 一 篠田
  6. 遊 水谷
  7. 左 山田
  8. 捕 脇田
  9. 中 小林
 

  3回裏 大成

 

 1死から、2番小島選手が意表をつくセーフティーバントで出塁すると、3番投手がセンター前ヒットを放ち1・2塁。続く注目の4番山尾選手がライトへ特大の3ランホームランを放ち先制します。

 

  4回表 中部大第一

 

 この回先頭の2番堀田選手が139㌔の直球をレフトへ弾き返し出塁すると、続く注目の3番竹内選手が弾丸ライナーでレフトスタンドに突き刺す2ランホームランを放ちすぐさま1点差に詰め寄ります。

 

  4回裏 大成

 

 1死から、8番脇田選手が内野安打で出塁すると、9番小林選手が初球に三塁線へ絶妙なセーフティーバントを決めて1・2塁。さらに1番大池選手がレフト前ヒットを放ち満塁とします。次打者の初球に捕逸で1点を追加し、2・3塁からファーストゴロホーム封殺で2死1・3塁。さらに次打者への投球前に1塁走者が飛び出し、挟殺プレーを誘います。その間に3塁走者がスタートを切ると、バックホームが逸れて5点目(重盗)。

 

  5回表 中部大第一

 

 この回先頭の8番服部選手がライト線へ2ベースヒットを放つと、9番治京投手に代打吉川選手を送ります。ショートゴロで2塁走者が進塁を試み、サードに送球されるもこれが走者に当たりオールセーフ(野選)。続く1番田口選手がセンターへタイムリー2ベースヒットを放ち2点差に(センターは追いつくもイレギュラーで捕球できず長打に)。なおも無死2・3塁から内野ゴロ失策で2者が生還し同点。さらに1塁に走者を置いて、3番竹内選手がレフトへ2打席連続となる2ランホームランを放ち無死のまま一挙5得点で逆転に成功します。ただその後は投手も意地をみせ、後続を三者連続三振に斬ります。

 

  5回裏 中部大第一

 

 背番号10の尾野投手にスイッチ。右のサイドハンドで、7回までの3イニングを無失点に抑える好リリーフをみせます。

 

  6回表 大成


 捕手を交代、背番号12の間瀬捕手がマスクを被ります。

 

  7回表 大成


 背番号19の右腕海沼投手をマウンドに送ります。ヒット、死球、暴投で2・3塁とされ、内野ゴロで1死を奪ったところで背番号10の2年生左腕小久保投手にスイッチ。内野ゴロ失策の間に2点を失うも後続を断ちます。

 

  8回表 大成


 死球とヒットなどで2死1・3塁とされたところで、背番号20の2年生右サイドハンド櫻井投手が救援。大きく曲がるスライダーを武器に三振を奪いピンチを脱します。

 
 

  8回裏 中部大第一


 背番号11の2年生右腕江口投手にスイッチ。力強い直球が魅力。

 

  9回裏 大成


 1死から四球で走者を出すも反撃ならず。ゲームセット!

 

 

 

 まとめ

 

 9対5で中部大第一3回戦進出を決めました。攻撃では、序盤のベンチの声掛けからも積極的に振っていこうという取り決めが試合前にあったことがわかり、それをしっかり実行していたという印象を受けました。特に2打席連続弾の3番竹内選手は、決して大柄ではないものの甘い球をシャープに一振りで仕留める打撃が魅力的でした。またセカンドの守備でも良い動きをみせており要注目の選手です。投手陣は抜きんでた投手はいないものの、今後誰かが柱となることができれば夏の上位進出も狙えるチームだと思います。


 一方惜しくも敗れた大成は、先発のエース投手が連投の疲れもあってか、4回以降は直球が大きくシュートし右打者に甘く入って痛打される場面が目立ちました。ただ、本調子でない中でも四死球を1つも与えなかった点は流石でした。収穫としては、7回以降を救援陣で粘った点。エース頼りからの脱却ができれば夏の躍進もみえてきます。またこの日はここぞの場面での守備の乱れも目立ちました。試合前のシートノックでも全体的にミスが出ており、夏への課題となりそうです。一方打撃では、1年時から中心打者の4番山尾選手が先制3ランホームランを含むマルチ安打と貫禄をみせました。最後の夏も要注目です。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回も是非。

 

ピスタッチオ⚾️