ピスタッチオです！
今回は⚾️
9月23日に
小牧市民球場
で行われた
秋季愛知県大会準々決勝
"愛産大工業vs愛工大名電"
の観戦日記です。
勝てば東海大会進出が見えてくる注目の一戦。両校の対戦は今春の県大会3回戦以来です。
愛産大工業の先発は、今夏ベンチ外ながら背番号1を背負う1年生左腕織田投手。この日は最速135㌔の直球に、スライダーとチェンジアップを織り交ぜる投球を披露しました。
愛工大名電の先発はエース大泉投手。この日は最速142㌔。抜群の制球力に加え、カーブ・スライダー・チェンジアップと質の高い変化球を多く持ちます。
1回表 愛産大工業
2死走者無しから3番田ノ上選手がレフト前ヒットで出塁するも、大泉投手の巧みな牽制に誘い出されタッチアウト。
4回表 愛産大工業
先頭の2番水野選手がレフト前ヒットで出塁し、次打者が犠打を試みるもスライダーに空振り。走者は飛び出してしまい、ボールは捕手から1塁に転送されタッチアウト。
5回裏 愛産大工業
ヒット・犠打で1死2塁とされたところで、背番号11の右腕川崎投手にスイッチ。この日の最速は128㌔。申告敬遠で1・2塁とした後、110㌔前後の大きく横滑りするスライダーを駆使し、見事2者を凡打に打ち取り無失点。
6回裏 愛産大工業
背番号16の左腕前田投手にスイッチ。この日の最速は113㌔。90㌔台のスライダーと100㌔程度のチェンジアップをサイドハンドから投げ込みます。
6回裏 愛工大名電
2死から3番石見選手がセンター前ヒットで出塁。続く4番石島選手もセンター前に抜けるかという打球を放ちますが、ショート淺井選手がダイブしダイレクトキャッチ。
7回表 愛産大工業
先頭2番水野選手がライト前ヒットで出塁するも、次打者のピッチャーライナーで飛び出してしまい併殺に。
7回裏 愛工大名電
先頭の5番宍戸選手がライト場外へ特大の先制ソロホームランを放ちついに試合が動きます。
8回裏 愛産大工業
背番号18、右のオーバーハンド石川投手が登板。最速137㌔の直球に、スライダー・カーブ・チェンジアップを織り交ぜ三者凡退に抑えます。
9回表 愛産大工業
最後まで相手エースを攻略できず三者凡退、ゲームセット！
まとめ
０対１で愛工大名電がベスト4進出を決めました。エース大泉投手が被安打4・四死球1・10奪三振の好投。牽制や併殺で効率よくアウトを積み重ね打者28人での完封。2塁を踏ませない投球でチームを勝利へ導きました。打線は相手投手陣に終始苦しみましたが、前チームから主力の宍戸選手が値千金の場外ホームラン。次戦以降に課題は出たものの、このようなゲームを落とさないところに四強たる所以を感じました。
一方惜しくも敗れた愛産大工業は、2・3回戦に続いてこの日も投手陣が奮闘。桜丘・中京大中京・愛工大名電と、いずれも強豪を相手にタイブレークを除いて22イニングで僅か失点2。前チームも絶対的なエースが在りながらもそれに依存しない投手陣を作り上げており、今後織田投手を中心にどのような投手陣を形成していくのかに注目していきたいです。また今夏からスタメンを張る1年生ショート淺井選手の守備がまた一段階レベルアップしていたことも印象的でした。攻撃では5度走者を出すも、牽制死2・併殺打2と2塁すら踏めず。中京大中京の中井投手に続いて県内屈指の左腕に苦しむ結果となりました。今後攻撃陣が奮起すれば春以降さらに上位を狙えるチームになると思うので期待したいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も是非。
ピスタッチオ⚾️