ピスタッチオです!

 

今回は⚾️

 

7月2日に
豊田球場
で行われた

第105回愛知県大会1回戦

"愛産大三河vs愛産大工業"

の観戦日記です。

 

 

 展望記事にも記載した注目姉妹校対決は、愛産大三河 朝鍋愛産大工業 天野の両エース右腕が先発。

 

 

 

  1回表 愛産大三河

 

 制球に苦しむ天野投手から四球と犠打で1死2塁と先制のチャンスを作ると、続く3番冨田選手は痛烈な打球を右方向に放ちます。しかしこれをファーストの木村選手が素晴らしい反応を見せダイレクトキャッチ。飛び出した2塁走者も戻れず併殺となり先制のチャンスが潰えます。

 

  1回裏 愛産大工業

 

 1番選手がライト線へ2ベースヒットを放ち出塁すると、2番松本選手が犠打を決めます。さらにこのプレーで打者走者へのタッチも認められずオールセーフで無死1・3塁とチャンスが拡大。続く3番木村選手の打席で1塁走者が盗塁、捕手から2塁に送球される間に3塁走者が先制のホームを踏みます(重盗)。その後2死3塁となり、1年生ながら5番ショートで出場の浅井選手がレフトへタイムリーヒットを放ち追加点。

 

  4回裏 愛産大工業

 

 先頭の3番木村選手がレフトへ2ベースヒットを放ち出塁すると、犠打と四球、盗塁で1死2・3塁のチャンス。続く6番丹羽選手が1・2塁間をしぶとく破るタイムリーヒットを放ち3点目。さらに暴投と8番佐藤選手のタイムリーヒットで2点を追加し、リードを5点に拡げます。

 

  6回表 愛産大三河

 

 1死から9番の朝鍋投手がチーム初ヒットとなる2ベースヒットを放ち出塁。その後内野安打と四球で満塁とし、3番冨田選手のセンターへのタイムリーヒットで1点を返します。続く満塁のチャンスに4番長澤選手もヒット性の当たりを放ちますが、またしてもファースト木村選手の好守備に阻まれます。

 

  9回表 愛産大三河


 2死1塁から主将の7番後藤選手がレフトへ2ランホームランを放ち2点差に追い上げます。一気に追い上げムードが高まるも、最後は天野投手がこの日13個目の三振を奪いゲームセット!

 

 

 

 まとめ

 

 3対5で愛産大工業2回戦進出を決めました。注目のエース天野投手は初回の立ち上がりと5回以降は直球が高めに浮き制球に苦しむ場面もありましたが、縦に鋭く落ちるスライダーやカーブを交え、被安打613奪三振3失点完投。球場表示では最速140㌔でしたが、プロのスカウトのガンでは145㌔も計測したようです。それでもこの日は大半の直球は抑えめに投じていたように見えました。

 

攻撃では注目の1番選手が2本の2ベースヒットを放つ活躍。打ち取られた打席も外野へ鋭い打球を飛ばしており、今後も非常に楽しみな選手です。チームとしては3塁に走者を置いた場面ではバスター気味のコンパクトなスイングに徹するなどしぶとさを感じました。5度の盗塁機会はいずれも成功させた一方で、牽制含む走塁死4。いずれも追加点を奪うチャンスだっただけに少しもったいなかったように感じます。

 一方敗れた愛産大三河は、初回の攻撃で先制のチャンスを作りながらも併殺で無得点に終わると、直後に不運なバント処理も絡みあっさりと先制点を許し、序盤から劣勢となってしまいました。エース朝鍋投手は130㌔前後の直球を中心に打たせて取る投球スタイル。毎回のように走者を出すも、要所を締め5回以降は無失点と粘りをみせて最後まで投げ抜きました。攻撃では後半から当たりが出始め、最終回には主将のホームランが飛び出すなど最後に意地を見せました。

 

 また、愛産大三河のOBが選手達と一緒になって応援の中心となっていたスタンドも印象的で、大所帯の愛産大工業スタンドにも負けない盛り上がりを見せていました。今夏初の現地観戦ということもあり、改めて声出し応援の素晴らしさや、夏大特有の空気を感じた一戦でした。

 

 

愛産大三河の選手・関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

 

愛産大工業の選手・関係者の皆様、おめでとうございます!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回は

第105回愛知県大会1回戦

"高蔵寺vs知立"

の観戦日記です。是非。

 

ピスタッチオ⚾️

 

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