ピスタッチオです!
今回は⚾️
4月29日に
刈谷球場
で行われた
春季愛知県大会3回戦
"名古屋vs至学館"
の観戦日記です。
この日もピスタッチオは二手に分かれていたので2球場からの観戦日記をお届けします。それでは本題へ。
"夏のシード権"を懸けた一戦。先攻は名古屋。1・2回戦では何れも3投手の継投で接戦を制し勝ち上がってきました。先発は1・2回戦と同じく背番号1の石川投手。直球は120㌔台半ばで、110㌔台前半の変化球が主体の左腕です。
後攻は至学館。先発は2回戦同様エースの伊藤投手。劇的な勝利を収めた2回戦の観戦日記はこちらです
1回裏 至学館
1死から2番清水選手・3番山本選手が連打で1・2塁のチャンスをつくると、4番竹村選手がタイムリー2ベースヒットを放ち先制します。1塁走者もホームを狙いますがここは阻まれます。
3回裏 名古屋
2死からヒットを許したところでサードを守る2年生の背番号11加藤選手をマウンドへ送ります。直球は120㌔前後。直球と緩い変化球どちらも決め球として使える投手です。先発の石川投手はファーストに入ります。
3回裏 至学館
盗塁でランナーを2塁に進めると、4番竹村選手が三遊間を破るレフトへのタイムリーヒットを放ち追加点。その後、盗塁と失策でリードを3点に拡げます。
6回表 名古屋
先頭の代打杉崎選手が初球を捉え2ベースヒットで出塁するも、次打者の内野ゴロの間に走塁死で併殺となります。連打で再びチャンスをつくり4番蟹江選手を打席に迎えるも、牽制死によりまたしてもチャンスが潰えます。
6回裏 名古屋
ヒットと盗塁で無死2塁とされると、ファーストにまわっていた先発の石川投手を再びマウンドに戻します。犠打で1死3塁となると、またしても投手交代。背番号10宮亜武投手がマウンドへ登ります。少し担ぐようなフォームから、120㌔台のストレートとスライダーが中心の長身右腕です。
6回裏 至学館
1死3塁から見事にエンドランを決め追加点を奪います。
7回裏 名古屋
この回から再び加藤選手がマウンドへ。2ベースヒットと犠打で1死3塁とされると、この回からサードに入っていた宮亜武投手が再びマウンドへ。三振を奪い2死とし、次打者に対しカウント2ボールとしたところで2年生の背番号16竹内投手にスイッチ。直球で押すタイプのスリークォーターの右腕です。
7回裏 至学館
四球で2死1・3とし、3番山本選手がライトへ2点タイムリーヒットを放ちます。二盗・三盗を決めると、最後はワイルドピッチの間にホームイン。これで7点差となりコールドが成立。ゲームセット!
まとめ
0対7、7回コールドで至学館が準々決勝進出を決めるとともに、"夏のシード権"を獲得しました。この日もエース伊藤投手は140キロ前後の直球と縦に鋭く落ちる変化球が冴え8奪三振の好投。投球のテンポも早く、打者は対応が難しかったと思います。ピンチらしいピンチは6回のみ。このピンチも1・2塁から2塁に牽制すると見せかけ1塁走者を刺す内野手との見事な連携で脱しました。攻撃では3番山本選手と4番竹村選手が猛打賞。ともに2打点・2得点とこの日の全7得点に絡む大活躍でした。チーム全体では企画した7盗塁をすべて決め、走者3塁からのエンドランなど幅広い攻撃で着実に点差を拡げました。
一方敗れた名古屋は、4回以降に6安打を放つも無得点。2回は野手の暴投で先頭打者が出塁するも、送球が逸れる間に2塁を狙い憤死。6回は3本のヒットを放つも牽制死含む2つの走塁死で反撃のきっかけを掴めませんでした。守備では4人の投手を起用。特に後半は打席途中でも次々とスイッチする小刻みな継投策を採りました。攻撃でも2死1塁、カウント2ストライクから攻撃のタイムを取る(この場面では至学館が牽制を入れたこともあり大きな動きは見られず)など、1球ごとに動きがあり非常に興味深いチームでした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は
春季愛知県大会3回戦
"愛工大名電vs愛産大工業"
の観戦日記です。是非。
ピスタッチオ⚾️