ピスタッチオです!

 

今回は⚾️

 

21世紀枠

"地区代表推薦校予想"

後編 です。

  

 

 翌3月19日に開幕する第98回選抜高等学校野球大会。当大会には一般選考枠とは別に2つの"21世紀枠"が設けられています。

 

 

選考過程はこちら下差し

 

各都府県で推薦校1校を選出

(46校)

下矢印

各地区の代表推薦校1校を選出

(9校)

下矢印

最終選考

(2校)
 

 
 後編となる今回は西日本の4地区です。なお、最終選考では東・西に関係なく2校が選出されます。
 
前編(東日本)はこちら下差し

 

   近畿⚾

 

  • 県立 能登川滋賀8強
  • 府立 福知山京都8強
  • 県立 郡山奈良4強
  • 県立 日高中津和歌山4
  • 府立 生野大阪16強
  • 神戸市立 六甲アイランド兵庫8強

 

 歴史ある選抜大会において、第1回大会から出場が続く同地区の公立校。しかし今年は一般枠での選出は絶望的であり、同枠に期待がかかります。

 選手11名ながら府8強入りを果たした福知山は、1900年創立。歴史のある進学校であり、同枠の象徴のようなチーム。準々決勝ではコールド負けを喫するも、中盤までは接戦でした。また、一般枠で同府勢の選出の可能性が低いことと、同枠未選出県であることもプラス材料になりそうです。


次点は、奈良を代表する進学校でありながら好成績を残し続ける郡山。甲子園常連の時代があったこともあり評価は難しいところですが、2000年夏が最後と21世紀以降の出場はありません。


地域との交流に取り組む日高中津は、県4強と実績十分。過去に2度県推薦校に選ばれており、初の地区代表推薦校選出に期待がかかります。

選手14名ながら2勝を挙げ県8強入りした能登川は、準々決勝でも近江に惜敗と戦績面は文句なし。ただ、一般枠で同県勢から2校の選出が濃厚であることを考慮すると厳しそうです。

 

文武両道校ながら上位進出の多い生野ですが、各都道府県16強止まりでの本選出は過去2回(12年女満別、13年いわき海星)しかなく、他校より優先度は下がると考えます。

 

六甲アイランドは、推し材料にやや欠けることと一般枠との兼ね合いから厳しいのではと考えます。

 

 

   中国⚾

 

  • 県立 笠岡商業岡山8強
  • 県立 鳥取東鳥取8強
  • 県立 三次広島16強
  • 県立 松江工業島根8強
  • 山口県鴻城山口3位・中国出場

 

 部員不足練習設備環境が悪い中で、47年ぶりに県8強入りを果たした同枠未選出県笠岡商業がややリードか。1902年創立の伝統校ですが、現在少子化に伴い再編・統合の検討対象となっています。野球部OBには、お笑いコンビ千鳥の大悟氏がいます。


次点は同じく県8強の2校でしょうか。進学校鳥取東は、選手14名での躍進。敗れた準々決勝でコールドを喫したことがやや不安材料。

 

松江工業選手15名ながら結果を残しましたが、これまでの同県勢からの推薦校と比較するとやや推し材料に欠ける印象を受けます。


16強止まりの三次や、私立校であり大正・昭和・平成の3元号で甲子園に出場している山口県鴻城は厳しいと考えます。

 

 

   四国⚾

 

  • 県立 香川中央香川8位
  • 県立 新居浜西愛媛16強
  • 県立 小松島徳島8強
  • 県立 高知農業高知8強

 

 過去には連合チームを組むなど部員不足に悩まされながらも、今秋単独出場で県8強入りを果たした高知農業最有力でしょうか。敗れた準々決勝でも、明徳義塾を相手に1点差と善戦しており戦績面も十分。

 

次点で、同じく県8強の香川中央。敗れた準々決勝でも、尽誠学園を相手に延長タイブレークの接戦を演じました。


2006年と08年に一般枠で選抜経験のある小松島や、県16強止まりの新居浜西は厳しいでしょう。

 

 

   九州⚾

 

  • 市立 久留米商福岡4強
  • 県立 神埼佐賀4強
  • 県立 長崎西長崎準優勝・九州8強
  • 県立 熊本学園大付熊本16強
  • 推薦校なし大分 
  • 県立 延岡宮崎16強
  • 県立 徳之島鹿児島4強
  • 県立 名護沖縄8強

 

 最有力長崎西県内随一の進学校でありながら県大会で準優勝。地区大会でも佐賀1位校の唐津商業をコールドで破り8強入りを果たしました一般枠まであと一歩のところまで勝ち上がった戦績面、学力面共に文句なしでしょう。唯一の懸念点は昨年同県から壱岐が本選出されていることですが、それ以上に内容が素晴らしいのであまり問題にはならないと考えます。


対抗は、県大会で4勝し4強入りを果たした徳之島離島のハンデを克服してのこの結果は全国的に見てもかなり高い評価かと思います。しかし、昨年同じ離島から本選出された先述の壱岐と比較すると戦績がやや下回ります。


群雄割拠の福岡で、近年好成績を残し続けている久留米商業注目です。過去9回の甲子園出場経験がありますが、1985年夏が最後です。


県4強入りの神埼と、県大会準々決勝で沖縄尚学を相手に1点差で敗れた名護は、どちらも戦績面以外の推し材料に欠ける印象です。神埼は2001年、名護は1972年にそれそれ春・夏連続で甲子園出場を果たしていますが、その年以外の甲子園出場はありません。

 

県16強止まりの熊本学園大付延岡は厳しいでしょう。また大分の「推薦校なし」には驚きましたが、16年前の静岡以来11回目2010年以前は珍しくなかったようです。

 

 

   まとめ⚾

 

 我々の最終予想は以下とします。

 

  • 士別祥雲北海道
  • 名取北東北
  • 上尾関東・東京
  • 若狭北信越
  • 四日市東海
  • 福知山近畿
  • 笠岡商業中国
  • 高知農業四国
  • 長崎西九州

 

 発表は12月12日(金)15時です!楽しみに待ちましょう!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回も是非。

 

ピスタッチオ⚾️