ピスタッチオです!

 

今回は⚾️

 

9月21日に
小牧市民球場

で行われた

秋季愛知県大会準決勝

"名城大附属vs中京大中京"

の観戦日記です。

 
 

 秋季県大会初のベスト4進出を果たした名城大附属と、翌春にセンバツに出場した2020年以来の秋季東海大会出場を狙う中京大中京との対戦。

 

 

 名城大附属の先発は、エース橋倉投手。チームの躍進を支える右腕です。130㌔前後の直球に、スライダー等の変化球やスローボールも交える投球スタイル。

 

 中京大中京の先発は、背番号18の木村投手。右上手から、140㌔前後の直球を軸にスライダーやチェンジアップのような沈む球を投げ込みます。

 
 

  1回裏 中京大中京

 

 連打で1死1・2塁のチャンスを作ると、4番牧村選手のセンターへのタイムリーヒットで先制。さらに2死1・3塁から、6番中村選手がライトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースヒットを放ちリードを拡げます。

 

  2回裏 中京大中京

 

 1死2塁から、9番加藤選手のセンターへのタイムリーヒットで1点を追加します。

 

  3回表 名城大附属

 

 2死1塁から、1番鈴木選手が左中間を深々と破るタイムリー2ベースヒットを放ち1点を返します。

 

  4回裏 中京大中京

 

 1死2塁から、7番田中選手の一塁線を破るタイムリー2ベースヒットで再びリードを4点とします。

 

  6回表 中京大中京

 

 夏の甲子園でも活躍した、背番号1の右腕田中投手にスイッチ。130㌔台中盤の直球を軸に、スライダーと沈む球を厳しくコーナーに決める投球が持ち味。

 

  7回裏 中京大中京

 

 2死1・2塁から、4番牧村選手の左中間を破る2点タイムリー2ベースヒットで引き離します。

 

  9回表 名城大附属

 

 三者凡退に倒れ、ゲームセット!

 

 

 まとめ

 

 0対2で中京大中京が勝利し、決勝進出東海大会出場を決めました(4年ぶり)。3試合連続で先発を務めた木村投手は、この日も1失点と好投しゲームメイク。同学年に前チームから活躍した投手が複数いる中、ここまでエース級の活躍。投手層の厚さを感じさせます。打線も相手エースの立ち上がりを攻め、序盤から優位な展開をつくりました。

 一方惜しくも敗れた
名城大附属は、東海大会最後の1枠を懸けた三位決定戦にまわります。この日は先発のエース橋倉投手の立ち上がりを攻められる苦しい展開でした。中盤以降にやや立ち直ったものの、地力の差を見せつけられた印象。打線も1得点と捉えきれませんでしたが、放ったヒット5本のうち2本は長打と良い打撃も見られました。三位決定戦では、強力投手陣を誇る
名古屋たちばな相手にどこまで食い下がれるかに注目です。

 

 またこの試合で気になったのが、2回裏の名城大附属の守備。センター前ヒットで2塁走者の生還を許した直後、外野からの返球をマウンド上にいた投手がカットし、オーバーランをしていた打者走者を刺しました。通常このような場面で、投手はホームのカバーに走るはずですがマウンドから動いておらず。過去にも(ピスタッチオ世代なのでかなり前ですが)同校は投手が外野からの返球に対し自らカットに入りホームで刺した場面があり、投手もカットマンの一員として動く戦法をとっているのかもしれません。実際のところは分かりませんが、定石では考えられない戦略をあえて取っているとしたら非常に面白いと思いました。今後、この辺りも注目して見ていきたいチームです。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

次回も是非。

 

ピスタッチオ⚾️