オーストラリア・メルボルンへの6泊7日子連れ旅行記(娘10歳、息子6歳)です。
Day1. 伊丹→成田→カンタス航空(機内泊)
Day2. メルボルン着 シティ観光
Day3. シティ観光
Day4. フィリップ島観光
Day5. パッフィンビリー鉄道➕ヤラバレー
Day6. カンタス航空→成田へ(成田泊)
Day7. 成田→羽田→伊丹
よろしければお付き合いください
「メルボルン子連れ旅行」の記事一覧
メルボルンのトラムとは
メルボルンでは、「トラム」と呼ばれる路面電車が市内を縦横無尽に走っています。
旅行者でも簡単に乗ることができるので、市内観光にとても便利でした。
メルボルン市内には無料トラムゾーン(フリートラムゾーン)が設定されていて、このゾーン内であれば無料で何度でも乗り降り自由です。
市内の名だたる観光名所はだいたいこのフリートラムゾーンのエリア内にあり、このエリアを越えない場合は、トラムで使う交通系カードも不要なので、旅行者にはめっちゃ便利
でも、フリートラムゾーン(緑)を越えて、ゾーン1(白色)やゾーン2(斜線)に行く場合、またはゾーン1やゾーン2のエリアで乗り降りする場合には運賃がかかるので、「Myki マイキー」という交通系プリペイドカードを購入する必要があります。
定期券のような使い方をする「マイキー・パス」というカードと、乗った分だけ運賃が差し引かれる「マイキー・マネー」というカードの2種類がありますが、短期滞在なら「マイキー・マネー」でOK。
マイキー・マネーの使い方
こちらがマイキー・マネー。
SuicaやIkocaと同じように先に専用チャージ機でお金をチャージして、乗車ごとに運賃がひかれるプリペイド方式です。
市内の主要駅構内にあるPTV HUB(みどりの窓口のようなところ)やセブンイレブン、主要トラムストップにあるMyki machineで購入できます。
カード本体代が大人6ドル、子ども3ドル。
見た目が一緒なので、大人用と子供用を区別するために妹がシールを貼ってくれました
ナイスアイデア
乗車運賃が、少しややこしい。
まず、2時間以内で乗り降りする場合
2時間以内 | Zone 1 + 2 | Zone 2 |
---|---|---|
大人 | $5.30 | $3.30 |
子ども | $2.65 | $1.65 |
そして、2時間を超えて乗り降りする場合
【平日】
1日 | Zone 1 + 2 | Zone 2 |
---|---|---|
大人 | $10.60 | $6.60 |
子ども | $5.30 | $3.30 |
【週末・祝日】
1日 | Zone 1 + 2 | Zone 2 |
---|---|---|
大人 | $7.20 | $6.60 |
子ども | $3.60 | $3.30 |
2024年8月現在の運賃です。
ここ数年で結構、値上がりしてるっぽい。
トラムでよく使う英語表現は、
Touch on
乗車時にカードリーダーにマイキーをタッチする
Touch off
降車時にカードリーダーにマイキーをタッチする
Top up
カードにお金をチャージする
Check the myki money balance
マイキーの残額を確認する
など。
乗り方のルールですが、
フリートラムゾーン内で利用する場合は、touch onもtouch offも不要。
フリートラムゾーンを越えて利用する時は、最初に必ずTouch onする。
降りる時のtouch offは不要。
ただし、ゾーン2の中だけで乗り降りする場合は、touch offが必要。
最初に乗った時から2時間以内であれば、その後に乗る時はtouch onは不要。(2時間料金適用内)
最初に乗った時から2時間以上経過していれば、その後乗る時に再度touch onが必要。その際に、自動的にマイキーから2時間料金と1日料金の差額がひかれる仕組みです。
この仕組み、お分かりになりますかね?
Touch on する、しないが完全に自己裁量に任されちゃってるんですよね。
わたし、思わずに妹に言っちゃったんですが、
「こんなのキ⚫️ル、し放題やん!」
妹
「そうだよ。」
なんやそれー
でも、妹曰く、キ⚫️ル防止のために、時々「インスペクター」という監視員がトラムに乗車してきて、ちゃんとtouch onしてるか確認するそうです。
インスペクターが乗ってくると一目で分かるそうで、ちゃんとtouch onしてなかった人たちはそそくさとtouchしに行くそうです。
妹はインスペクターが乗ってきた時に残高不足だったらしく、罰金を支払う羽目になったとか。
みなさん、不正乗車はしちゃだめですよ
あとマイキーに使わないお金が残っちゃった場合、本来は払い戻しするのにオーストラリアの銀行口座が必要なのですが、海外からの旅行者に限り、サザンクロス駅のPTV Habで払い戻しできるとのこと。
ただ面倒臭いので、基本的には使う分だけチャージした方が良さそうです。
トラムの利用にはGoogle mapsが便利
さて、話は戻ります。
トラムの来る時間や路線を確認するのには、Google mapsがとっても便利でした
例えば、今、いる場所から目的地への経路をGoogle mapsで検索すると
こんな感じで、どの路線で行けばいいのかすぐに教えてくれます。
走っているトラムがリアルタイムで表示されるので、あとどれぐらいでトラムが来るのかとか、自分の乗っているトラムがあと何駅で目的地に着くのか、とかが一目瞭然で、分かりやすかったです
乗車システムには、色々と疑問の多いメルボルンのトラムですが、観光や移動にはとっても便利でした。
メルボルン到着初日は、ホテルの近くからトラムに乗ってアーケード巡りに出かけました。
次回に続きます。