君たちへ
僕たち家族は4人になった。だけど、今4人はバラバラなところにいて、皆が家族の事を思いながら1人寂しさと戦っている。産まれたばかりの小さな命、懸命に生きようと戦っている。周りの僕らは何も出来なくてただ祈り続けるしかない。いつか笑いながらこの時の事教えてあげられる日が来ることを願って。お姉さんになったばかりの君、パパママとはじめて離れての夜を重ね、寂しさに懸命に耐えている。泣きたくなったら一杯泣いていいんだよ。産んだばかりの娘をその手に抱く事もないまま、遠くで2人の娘を心配しているママ、今は体の回復のためゆっくり休んでいて。小さな赤ちゃんが元気いっぱいきその胸に戻ってくるまで。離れて強く実感する家族の絆。当たり前だと思っていた事が実は当たり前ではないと気づかされる。パパが今出来る事、別々のところにいる家族の絆を繋いで回る事。4人の笑顔が揃う日を夢見て。
君へ
産まれてきてくれてありがとう。ママへ、手術は怖かったと思うけど頑張ってくれてホントにありがとう。産まれてきた後はパパが守ると約束したけど、何も出来なくてごめん。小さな胸を小刻みに上下させ保育器の中であんなに叫んでいたのに気づいてあげられなくてごめん。産まれて来たばかりなのにあんなにもたくさんの機械や管をつけさせてしまってごめん。透明のケースに入った君に何の手も差し伸べることも抱きしめてあげる事も出来ない。どうか頑張って一生懸命生きてくれ。頑張れ、頑張れ、頑張れ。
君へ
君と明日いよいよ会えるね。パパはまだ君の事を全然知らない。ママのお腹を元気いっぱいに蹴っている女の子という以外には。暖かい海の中で過ごして来た君は明日、この世界を見てどう思うのかな。今まで感じた事のない光や音を感じびっくりするのかな。パパやママの事分かってくれるかな。明日君に会えるの事をママもパパもお姉ちゃんもみんな楽しみにしているよ。ただただ健康で元気いっぱいに産まれてきて欲しい。