磔というのは両脇腹から槍で穿くのですが
両脇腹から内蔵が流れ落ち凄惨な状況になるわりには即死するわけではないという、
凄まじい刑らしく。
もし心臓への一撃で早く楽にさせてやれるならば、私もそうしていたかもと思います。
井伊家のために‘千の偽り、万の嘘’
を貫いた男を、
その覚悟を察して偽りと嘘の会話を交したのが、最高の見送りだったかもです。
正次も、この女やるな、と満足したことでしょう。
本願成就があの別れとは痛ましすぎますが。
久しぶりに大河で鼻ぐすぐすになりました。