接近する台風のため働き先のカフェはやや場違いな雨宿りのサラリーマン二人連れしか客が来ず、昼には店じまいし、昼過ぎには店をあとにする。
町はいつもとは違う活気。自然の猛威の前で人間たちは圧倒されて旗を降ろし、シャッターも下ろし、生き物たちの気配がざわざわと満ちるようだ。
この町が好きなのは、緑が豊かで、猫や蝙蝠や狸や四十雀や蝶や蜘蛛たちが共生している、その和やかな生き物たちの気配。
心が浮き立ち、なんとなく家に帰るのがもったいなくて、ドーナッツを食べながら読書。梨木香歩の「f植物園の巣穴」を読み耽る。やはり梨木さんは凄い。本物である。
梨木香歩も置いていない品揃えの悪い町の唯一の本屋に寄り、立ち読み、自然派おそうじの本などを購入。好きな料理ばかりではなく、掃除も得意になりたいという殊勝なこころがけである(笑)。
びしばし吹き荒れる暴風雨と戦いながらようやっと帰宅。
帰宅すると家の前にはパルシステムの宅配の山。毎週コアフードの有機野菜ボックスというおまかせのセットを頼んでいるのだが、今週は何が入っているのだろうか・・・。からみ大根が2週連続で入っていたので、それは入っていませんように、と祈る。3周連続くらいで来たラディッシュとエシャロットも飽きたし使い道に困るので入っていませんように・・・。
今週はからみ大根ははいっていなかった。こやつ、すりおろして焼き魚の付け合わせにするにはぴりりとしていいのだが、水分少なくて硬くて辛くて、それ以外の用途ではどうも使いずらい。煮るにも生でも炒めるのでも、普通の大根の方が食しやすいのである。いやいやきっとからみ大根にもいいところはあるのであろう、私の不徳の致すところである、と申し訳なく思いつつも、どうにも使いあぐね、先週のからみ大根がまだしぶとく野菜室の片隅に残っている。台風が通り過ぎたら干し大根にでもしてしまいましょうか。まあ、スープに入れると独特の味で面白かったけど。
からみ大根の不在に安堵するのも束の間、つるむらさき、小松菜、エンツアァイ(何?)という青菜3兄弟。ただでさえ青菜はしなびやすいのに、3種類もどうすれば・・・。う~む。
あとはトマトとさつまいも。さつまいもは先週も入っていたが、まあ芋は日持ちするから大丈夫だろう。トマト。トマト。好きだからいいのだけど、なんだかいっぱい。。そうだ、配達予定に入っていなかったから、別口で注文していたのである。、配達予定といっても天候次第だからほとんど当てにはならぬ。先々週もトマトがだぶついてトマトソースを仕込んだので、今週もそうするか。
このように思い通りにいかない有機野菜ボックスだけど、旬の野菜を安心して食べられるのはなんといっても良いことだ。なんとか工夫して飽きずに上手に食べつくさなくては。
ちなみに有機野菜ボックスはいつもは6品だけど、今週は天候不良による収穫量不足により5品とのこと。スーパーでも軒並み野菜が値上がりする中、パルシステムの有機野菜ボックスは値上げもなく頑張っているが、やはり天候の影響は大きいのである。農家の方たち、いつもありがとう。安心して食べられる野菜を配達してもらえることは本当に本当にありがたいことだよね、と思う。青菜3種類なんてやだー、とか言ってちゃ失格なんである。
最近の座右の友はこの本、「冷蔵庫で食品を腐らせない日本人」魚柄人之助著。食材の保存法など、昔の人の知恵を合理的な説明とともに著した本で、面白くてためになり、実践的。この本のレシピで豚肉のしぐれ煮を作ったら、夫が大喜びであっという間になくなった。。保存食の意味なし(笑)
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家事は毎日が勉強だな。