お久しぶりの更新です。

夏からずっとバタバタと忙しくしていました。

そんな中、先月の初めに私の母、末には彼の伯母と大切な人を突然に2人も見送ることになってしまいました。


彼の伯母の葬儀の時、今回のもくじきびとさんのコメントが思わず頭に浮かぶような、そんな場面がありました。


それは葬儀が終わり、出棺前の最後のお別れの時。

皆が順番に花を棺に入れる時のこと。

参列者の中には幼児を連れた孫夫婦も二組いました。

通夜、葬儀と知らない大人たちに囲まれ人見知りをして泣いたり、じっと出来ない子を連れ、なれない場所でお嫁さんは式の間中お守りが大変だったと思います。


火葬に向かう前の故人と対面できる最後の別れの時。

皆それぞれ故人との想いを胸に花を敷き詰める。

無邪気な幼子たちもお母さんと一緒に花を入れていました。


全員が一巡すると、これが本当に最後のお別れでございます。ここを出ましたらもう故人様のお姿を見ることは出来ません。花はまだたくさんございますのでどうぞ皆様と促すスタッフ。


すると幼子とお母さんが再び花を入れました。

何度も何度も。

花を入れるのが楽しかったのか、無邪気な笑顔を見せる我が子の姿がかわいいのか、何度も入れては走って花を取り、また走って花を入れはしゃぐ母子。


そこにもう一方の孫の幼稚園児の子供も加わり競争のように花を入れ、棺の側に立ち見守る親。


その様子はまるで何かのイベント会場か運動会の玉入れでもしているようでした。


初めは微笑ましく見ていましたが、だんだんとある思いにかられました。


もう一度故人との別れをしに行きたいと思う人がいても、あれでは近寄れないのでは?


故人の顔周りを陣取り、我が子の花を入れる様子を微笑ましく見守るお嫁さんたち。


故人が存命中、孫夫婦たちは近くに住みながら見舞いに行くこともなく、特にお嫁さんたちは故人と会ったことはほんの数えるほどで交流もなかったと聞いています。


花で飾って送り出してあげたいという気持ちもあったのでしょうが、私は見ていてとても残念な気持ちになりました。


自分たちのことに夢中で周りが見えず気が付かない。

気遣いが出来ない。



見渡せば、お嫁さんたちよりも遥かに長い時間の故人との思い出がある人たちが遠巻きに見ているだけだったのでした。






それではもくじきびとさんからの本編をどうぞご覧下さい。

 


 



何か書こうかなあ?と思いつつ、筆が進まないのではなく、生活環境が一変しそうなことがあり、そちらを優先した結果がこうでした。




新聞コラムで、「十五夜」のことでなかなかのウンチクが書かれていました。
もう一つ、北野誠さんのラジオでアシスタントの女子アナが大爆笑するぐらいの話題を聞いていたら、新聞のコラムで書かれていたのを見ました。
その紹介は、その資料を持参していないので、違うことを書きます。

新聞の三面記事で、自転車に乗っていた女子学生がトラックに引かれ、足を切断した記事を
見ました。とても痛々しい出来事です。
何故か、見出しには、名古屋高裁で逆転判決で有罪を下されたとあります。
これは普通の事故ではないから、読んでみるとこんなことが書いてありました。
名古屋地裁では無罪判決だったが、名古屋高裁では有罪と・・。
裁判官は判決の中で、「就業中だから、ブレーキを踏めた」みたいなことが書かれていました。しっかりと記憶していない部分がありますから、ご了承ください。
就業中だから、緊張感を持って仕事をしていたら、急なことでもブレーキを踏めたのでないかと裁判官は考えたのでしょう。
事故当日の詳細が書かれていて、歩道を自転車に乗って走行中に前方に歩いている歩行者を
避けて車道に出た結果、悲惨な事故が起きてしまった。

車と人ですから、車の方が悪いのは当たり前です。
しかし、被害に遭われて足を切断した女子学生は可哀想ですが、その女子学生を批判するつもりはありませんが、歩道から車道に急に変更する自転車を何度も見かけます。
実際に、私もヒヤッとしてことが一度ではありません。何回も肝を冷やしたことがあります。目の前で、そのような場面を見かけたことがあります。

車が来ない。車は止まってくれる。
こんな気持ちが何処かに今の人はあるのでしょうか?
私が子供の頃は、「車は急に止まらないから、こちらが気を付けないと」と教わりました。
車に引かれそうになり、叱られたこともありました。
事故に遭えば、その責任は運転手側なのは当然ですが、その前に人は大怪我をする。
大変なことになるから、自動車には気を付けないといけないと教えられました。

今は、そんなことを云われないのか、そもそも教えられていないのか。
とても疑問に思います。

整体のお客さんとの会話で、横断歩道を悠然と歩く学生を見て、ヒヤッとしたと思うことがあると話していたことを記憶しています。
自動車は、前方の歩行者に気付いているかどうか判らないぐらいに、速度を落としていません。それでも、悠然と何事もないようにゆっくり歩いている学生。
横断歩道の前で立っていようが、猛スピードで走行するのもいます。
人の姿を確認しているのかどうか、そもそも存在を無視したような歩行していても、
そのまま突っ込んでいく車も見かけます。

子供の頃に、横断歩道の前では「右見て、左見て、また右見て」を教えられたはずです。

運転者も横断歩道の前で立っている人が居たら、一旦停車する義務があります。

車も流れがありますが、前後の車間距離が詰まっていると、ブレーキを踏むことで追突事故を起こすことも考えられます。



単独なり、余裕があれば、一旦停車してあげる。歩行者も気を付けて横断する。


急な変更は危険な行為。
信号のない交差点でも、左右を気を付ける。
周りをよく見ることを忘れてはいけない。

改めて単純なことですが、出来ていない世の中であることを自覚して過ごしたいものです。

                 もくじきびと