そして、
今も見ることができない。
ガンで失った私の裸体
お風呂に入るときには、
電気を消して、
キャンドルライトを幾つも灯し
鏡は、鱗状の汚れがとれずに(築26年)
曇り鏡になってちょうどいい😃
湯気が立ち上ぼり、露天風呂さながらの
ムード満点のバスタイム。
もう、こうなったら
気分を盛り上げるしかない。
失ったものは、戻らない。
海外の映画を観ても、
セクシーポーズをとっている雑誌の
表紙の女の子もみんな、
お胸を強調している。
女性のシンボル。
鏡に写った私の姿は、変な生き物。
冷静に考えれば、命と引き換えに
この姿になったと思えば、御の字
どうとらえるかは、私次第。
でもなぁー、まだ現実を見るのは
できないなぁー
医療の発展、進化で助からなかった命が
現在、助かっていると思うと、
運に感謝!
医療の開発や進化に
関わってくれた人達に感謝!
日本に生まれたことに感謝!
部屋の明かりを間接照明だけにして
雨が降る音を静かに一人で聞いている。
なんて、穏やかで幸せなのか……
やはり、
感謝しかない!