娘が年少の時から仲良くしてもらってた子の中にAちゃんという子がいた。年中のクラス替えで娘は仲良かった子と軒並みクラスを外され、Aちゃんだけが残り、そこからはまた一段と仲良くなった。いつもニコニコ笑顔の可愛い優しいAちゃん。本当にたくさん遊んでもらった。
お母さんもとっても素敵な人で、母子ともに仲良くしてもらってて、お母さんとは一回しか行けなかったけど飲みにも行った。
Aちゃんの家も転勤族で、いつ転勤になってもおかしくないと言っていた矢先、この9月に転勤になってしまった。
引っ越し当日の日。家が近いのもあって、荷出しを終え空っぽになったAちゃんの家に最後の挨拶に行った。娘はいつものように楽しくAちゃんと遊んでいたけど、いよいよ最後Aちゃん一家がタクシーに乗って去る時、娘が突然泣き出した。もう何というか、見たことのない泣き方。「お菓子買ってよー!」とか「帰りたくない!」とか「弟くんがねーねの泥団子つぶした!」とかそういったときの泣き方と全く違って、大粒の涙をポロポロこぼして、唇を噛んで、肩を震わせ声を押し殺して泣いていた。なんかその姿が堪らなくて、私は娘以上に泣いてしまった。あ、私にもまだ人間の血が通ってたんやな、と冷静なもう一人の自分がいた(笑)
そんなAちゃんが先日新しい幼稚園で運動会があって、今日お母さんがその様子を動画で送ってくれた。
9月後半からの転園で、周りが運動会の練習を結構覚えてきている中、自分だけイチから覚えないといけない。今まで仲良くしてた子は誰もいなくて、アウェイな空気感。人見知りなく、誰とでも仲良くできるAちゃんだが、「運動会の練習がイヤだ」「みんなに会いたい」「みんな私のこと忘れてないかな?」と言って毎日泣いて幼稚園に通い、帰りも泣いてバスに乗れずお母さんがお迎えに行く日が続いたそうだ。その話を聞いていて、もうなんか堪らなくなった。もう転勤なんて制度誰が作ったんよ!国の法律で転勤族はみんな単身赴任って決めてくれよ!とか思ってた。(←え?笑)
そんなことを聞いていた中での運動会本番。Aちゃんはとびきりの笑顔でパプリカの歌に合わせてバルーンの演技をしていた。もうさ!オバハン号泣。動画見ながら号泣よ。昼寝してる息子が起きないように必死で号泣よ。最後にバルーンから出てきて「明日に種を蒔こう!」って手を挙げたところなんて声出して泣いたわ。自分で自分にドン引き。我が子の行事で泣いたこと一回もないのにな(笑)
あぁ、淋しくて辛くてもAちゃんは逃げずに頑張ったんやなぁ。あまりにツライんやったら休むのも一つちゃう?ってお母さんに言ってたんやけど、子供は大人が思っている以上に強くて頑張るんだなぁって。転勤なんてなくなればいいとか、我が家も恐らく半年後に迫る転勤の中で、まだこんなに小さいうちから悲しい思いして、それをこれから何回続けるの?とか、マイナスなことばかり大人は考えてたけど(Aちゃんのお母さんはそんなことは言ってない。私が考えてただけ)子供は与えられた場所でちゃんと頑張る力を持ってるんやなぁと。5歳のAちゃんの笑顔にすごく勇気をもらった気がした。
ちなみに、娘にもAちゃんの運動会の動画見せたんやけど「Aちゃん、娘がいなかったのによくここまで頑張ったなぁ!」言うてた(爆)誰よあんた。ほんでどこから目線よ。びっくりするわ。お母さんの涙返せ。
そんな娘、転勤で幼稚園が変わるかもしれないことに関して「友達はまた作ったらいいから大丈夫」と強気発言なんやけど、さて半年後どうなってるかな。なんやったらお母さんが全然大丈夫ちゃうんやけどな。懲りずに毎日SUUMOのサイト見てるよ。
父親なんて平日は全く会わないし、土日も寝てるかゲームしてるかラーメン食いに行くかサウナ行くかやのに(我が家統計)、それでも娘はお友達と一緒にいるより父親と一緒に住む方がいいんやって。え?なんで?(笑)私、ヒドイ?(笑)いいよなぁ〜大したこと何もしてへんのにそんなに必要とされてると言うか好かれてて。どんだけコスパええねん。プリウスか!