「おしゃれは足元から」


このフレーズを聞いた事が無い人は居ないと思いますが、
このフレーズを理解している人は少ないです。



「いや色んなスニーカー見てるし気を使ってるし、数も結構持ってる」

「革靴が好きでしっかりメンテナンスもしてる」


そう思った方もいると思いますが、


「おしゃれは足元から」とは、
靴に気を遣ってるからとか、お金をかけているからOKではありません。


ファッション初心者の方、特に日本人に多いのですが、
おしゃれを何か1つの単品のアイテムで判断してしまう人が多い。


日本の男性は基本的に誰かに着こなしを教えてもらう機会がない人が殆どなので仕方がないですが、


欧米ではや父親やおじいさんが洋服の着こなしを習慣として教えてくれるので、周りの環境から大人になるまでにある程度ファッションに対するリテラシーが身に付いています。


その感覚がない為におしゃれを「点」で捉え過ぎてしまっているのです。


ファッションはあくまで頭の先から足の先までトータルのバランスが重要。


たとえ一つアイテムがこだわっていて良い物であっても、他のアイテムがおざなりになっていれば台無しです。


その上で靴は身体の先端で視線が多く止まる場所なので、選ぶシューズによって全体の印象に大きく影響します。


既におしゃれな方であれば色んなシューズを着こなすコーディネートを考えることは簡単ですが、


初心者はまず白スニーカーを選んで置けば間違いありません。


これは白を選ぶことでコーディネート全体のバランスとれるため。


では何故白だとはバランスが取れるのか。


色において「無彩色」、「モノトーン」と呼ばれるつまり黒、白、グレーは全体を整える事が出来る色であるということ。




これはファッションだけに限らず、インテリアなどでも同じ。


モノトーンを多く使えば使うほど、全体を整え落ち着いた印象を作り出す事が出来ます。


黒は色の中で1番暗い色、逆に白は1番明るい色、
その中間の色がグレー。


黒、グレーでも問題はありませんが、その中でも白を最初に選ぶ理由は、


①地味な印象にならない

②清潔感がある


この2つが大きな理由です。



男性は靴以外の洋服に関して特に白より黒をメインにコーディネートする人が多いので、 

靴も黒にしてしまうと着こなしによっては地味になってしまう場合もあります。


逆に白スニーカー、特にレザーのものあれば、
合わせられないスタイルはほぼ無いと言っても過言ではありません。


カジュアルなスタイルはもちろんですが、
スーツやセットアップスタイルにも問題なく合わせる事が出来、地味な印象になる事もありません。












【オススメ白スニーカー】


では最後にオススメの白スニーカーを紹介します。




『adidas』スタンスミス



テニスプレイヤーの名を冠したadidasのスタンスミス。
世界で1番売れたスニーカーにもギネス認定されています。
フォルムも細身でスタイリッシュな印象に。
素材がレザーなのでスーツやセットアップに合わせてもハズし過ぎないのでキレイにまとまります。
白スニーカーを持っていない人に1番最初にオススメしたい一足です。






『converse』ジャックパーゼル



「オールスター」と並ぶ永久定番ですが、
カナダのバトミントンプレイヤーの名前に由来したモデル。
「スマイル」と呼ばれてるトゥの青いラインと「ヒゲ」と呼ばれるヒールパッチの青ロゴが、
クリーンながらも少し間の抜けた印象を醸し出してくれます。
キャンバスはもちろんレザーのタイプもあるので、よりカジュアルに履く場合はキャンバス、キレイめにはレザーを選んでみるといいでしょう。






『NIKE』エアフォースワン


数多くの定番モデルがあるNIKEにおいても絶大な人気を誇るモデル。
1982年にバスケットシューズとして登場し、
その後ストリートスタイルの定番として定着しました。
ボリュームのある厚底のソールが近年のトレンドもあり在庫欠けがある程人気が再燃しています。
上記の2つのモデルと比べ、よりスポーツテイストでカジュアルですがよりトレンド感をプラス出来ます。







【まとめ】



白スニーカーは万能に合わせる事ができ、
かつ清潔感もプラスできます。


先端で目立つ箇所なので大きく印象を左右します。

着こなしにおいて1番と言って優先順位の高いアイテムなので一足は手に入れておくといいでしょう。