あまり家庭の事情を書くことをためらっていましたが、少しずつ今日から綴っていこうと思います
いつか自分の人生の糧になるように
もしか誰か、同じ苦しい想いのなんらかの支えになるように
今、限りある命の時間を生きるおじいちゃんのために
約一年前、祖父(育ての父)が肺癌と診断されました。しかも手術も抗ガン剤も適応(それをすることの方が命の時間を短くしてしまう)ではなく、心臓の真裏に大きな腫瘍が見つかりました。
今でも鮮明に先生の見せてくれたCT画像を思い出します。
当時の私の本音は
”なんで、うちのおじいちゃんなんだろう”という怒り、悲しみ、あたりどころのない想いでした
考えれば考えるほど、その想いは膨らむばかり。
なんでおじいちゃんばかりが、
こんなやさしいおじいちゃんが、
どうしてうちばかり苦労するの…
私自身は、
自分で怒りは口に出してはいけない
人の気持ちを害することを口に出してはいけない
と強く思っているので
ただ我慢して
我慢していることすらわからず
泣くことしかできませんでした。