毎度ですが・・・
このお話は新撰組十番組組長原田左之助さんにオリジナルヒロインが嫁いでます。
左之助さんが好きすぎる妄想がなせるお話です。
この時点で気分を害された方は回れ右でお願いします。
では、どうぞ
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お千ちゃんと君菊さんがやってきたの続きになります。
お千『そっかぁ、出かけちゃってるんじゃ仕方ないわね。』
少しがっかりした様子でお千が言った。
君菊『では、もう一つの用事を先に済ませてしまいましょう。』
千鶴『もう一つの用事?』
千鶴が君菊に問いかける。
君菊『はい。実は土方さんにお話がありまして、急遽取次ぎをお願いしたんです。』
千鶴は土方に用があるという君菊に半ば不安を感じながら、土方の部屋へ案内する。
障子の前で土方に声をかけてから部屋に入る。
土方『わざわざ悪いな・・・』
土方の言葉に君菊は『いえ』と小さく返事をした。
土方『千鶴。悪いが席を外してくれ。それと、原田と〇〇が帰って来たら部屋に来るように言ってくれ。』
千鶴は疎外感を覚えたが『分かりました』と部屋から出て行った。
寒空の中屯所の庭掃除をしていると左之助と〇〇が帰って来た。
千鶴『お帰りなさい。原田さん。〇〇さん。』
左之助『おう、ただいま、千鶴。』
〇〇『ただいま。庭掃除?手伝うね?』
千鶴は二人で仲良く手を繋いで帰って来たことに、本当に仲が良いんだな・・・と、ぼうっと考えていた。
千鶴がぼうっとしているので〇〇が千鶴の顔を覗き込む。
〇〇『千鶴ちゃん?大丈夫?』
〇〇が千鶴に触れると千鶴はその場に崩れ落ちた。
○○『!!!ち、千鶴ちゃん!!大変すごい熱!!』
左之助が千鶴をおぶって急いで部屋で休ませる。
○○『こんなになるまで無理させてたなんて・・・ごめんね。』
○○が申し訳なさそうに千鶴に謝る。
左之助『今、松本先生呼んでやるから。』
左之助が部屋から出て行こうとしたところを千鶴が呼び止めた。
千鶴『土方さんがお二人を呼んでいます。すぐに土方さんの部屋に向かってください。』
忘れかけていた言伝を二人に伝えた。
――二人??・・・〇〇もか?
左之助は〇〇も呼ばれた理由を考える。
〇〇『土方さんの呼び出しじゃ、行かない訳には・・・でも、千鶴ちゃんをこのままって訳にも・・・』
○○も千鶴が心配でこの場を離れがたいらしい・・・
そこに藤堂平助が通りかかった。
左之助『平助!!ちょうど良かった。』
左之助が藤堂をがっしりと捕まえた。
藤堂『おわ!!左之さん!!何だよ!!』
藤堂があまりにも声が大きかったので左之助は慌てて藤堂の口を塞いだ。
藤堂『ふぐ―――っ』
〇〇『藤堂さん、すみません。千鶴ちゃんが熱で寝ているので・・・』
〇〇に言われて目だけ動かして千鶴の姿を確認する。
確かに顔が赤くて、呼吸も浅く早い。
藤堂が千鶴に気が付いたので左之助は藤堂を解放した。
左之助『悪いが、千鶴を頼みてぇんだ。俺たちこれから土方さんのところに行かなきゃなんねぇだ・・・』
左之助の言葉に付け足すように〇〇が藤堂にお願いする。
○○『用事が終わればすぐに戻ってきますので、お願いします。』
○○に頭を下げられて、藤堂は『しゃーねーな。』と了承してくれた。









