最新の研究によれば、そうらしい。
鎌状赤血球貧血症とは、アフリカなどの
マラリア流行地域で見られる遺伝病です。
優性遺伝の病気で、赤血球の中のヘモグロビンから
酸素が取れると、ヘモグロビンが凝集して、
赤血球が三日月形にぐっちゃっとつぶれるという奇病。
鎌状赤血球はマラリアに抵抗力を示すため、
流行地域全土にこの遺伝子が広がったのでは
ないかと考えられています。
ちょっと高校の生物を思い出してくらさい。
Bを優性、bを劣勢とすると、遺伝子型は
BB、Bb、bbの三つになります。
鎌状赤血球症の場合、bbは正常な赤血球です。
Bbだと、軽度の鎌状赤血球症。BBは重度。
軽度のものなら、50歳くらいまで生きられるけれど、
重度のものは成人前に死ぬらしい。
ツタンカーメンは18歳くらいで死んでいて、
病弱な王だったと言われていますから、
辻つまは合っているのかな???
つーか、3000年前に死んだ人間の病気が
分るってスゴイですねぇ。