「美しいものを美しいと思える あなたの心がうつくしい」(相田 みつを)
さて、校長室の扉には、相田さんの詩(言葉)を提示しております。相田さんの詩(言葉)の中でも、私は「美しいものを美しいと思える あなたの心がうつくしい」という作品が特に好きです。 確かに心が疲れていたり、怒りなどで心がささくれていたりするとき、「うつくしいもの」の美しさに目がいかない、あるいは気が付かないことがあります。「美しさ」だけではありません。人の「やさしさ」や心の「温かさ」にも気が付かないこともあります。「美しさに感動できるとき」その時は「心が美しい」瞬間であることを証明したことになるのだしょう。 「良薬は口に苦し」ということわざもあります。心からの忠告・助言であっても、言われる側が、その言葉のほうとうの「温かさ」「大切さ」に気づかない心の状態だと、受け入れる事ができないという、残念な状況になる事もあります。私も人のやさしさや、温かさ、そして美しいものに感動できる素直な状態でありたいものだ、と改めて思いました。児童の皆さんも、きっと自分も美しいものを美しいと感じ、感動する「美しい心」の持ち主であることを、この展覧会で感じたことと思います。 今、世界を不安に陥れているテロ・空爆による憎しみの連鎖。この連鎖をどこかで断ち切らなくてはなりませんが、その鍵は「美しいものを美しいと感じる心」を持てるかどうかではないでしょうか。人の心と命の美しさ、大切さを感じる事が出来る人間ならば、それを奪うような行為は絶対に出来ないはずだと思います。美しいもの、素晴らしいものに感動する知性を、学校では育てていきたいと考えております、2学期も頑張ってまいりましょう。