思い出の曲~その1 | 笑う人には福が来る!

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最初は適当につけていた日記がいつの間にか日課になりつつある。
付け始めたときとは状況がまったく変わり、結婚、長男誕生、MY HOMEの購入、長女誕生、転職、次男誕生と人生を満喫中。
現在、育児で悪戦苦闘中です。
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ふと自分が振り返るときに最初に出てくる曲がある。
それはリムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲。

自分は楽器を始めたのは高校1年生の10月頃だ。高校入学当初は、運動部に入ろうと思っていたんだけどなんかその部活の雰囲気があんまりよろしくなくて入るのやめた。
夏休みも暇暇で学校の夏期講習くらいしか予定無し。夏休みを越えたあたりにクラスの友達からなんか部活はいらない?と誘われた。学校の往復の生活に飽き飽きしていた自分にとって救いの誘いだった。
9月の半ばに学園祭が有りそこですごいエネルギッシュな催しを目の当たりにする・・・。
体育館のステージでヤングマンを踊り付きで熱唱していてしかも、お客さんもそれに魅了されていた。もちろん自分も引き込まれた。その団体が吹奏楽部だった。友達と2人(男2人)で担任の先生に部活に入りたいのですがと相談に行き、吹奏楽部の練習場所に案内される。
そして、まずいろいろな楽器をさわらせてくれる。そして、普通なら何がいいかそこで選ぶのだが入った時期が遅かったこともあり、クラリネットかファゴットしか空きがないんだけど、どうする?しかもファゴットは一人だけで、クラリネットならなんとか2人入れられるかなぁとのこと。ということで2人で入れるクラリネットを選択。いいのかそんなんで・・・。
そのあと衝撃の事実がわかる。
なんと当時、部員が3年生まで入れて80名くらいいたのです。しかも全然知らなかったんだけど、当時ちょうど関東大会直前だった。楽器は決めるものの、入部は2週間後でお願いしますと言われて2週間待った。そしたら、関東大会金賞で帰ってきましたよ。楽譜も読めない自分が入っちゃって良いのでしょうか?と聞き返してしまった。そんな中、楽器を始める。まず、楽譜が読めないので、ピアノの前に連れて行かれて、これがドでこれがレだよ。というところから始める。マウスピースだけでピーピー吹いたりもした。そして、ロングトーン・・・。
部活の時間だけじゃ追いつけないので、朝は誰よりも早く行って毎日朝練した。なぜか・・・。コンクールのあとには3月に定期演奏会をやっていたんだけど、その年はなんと「ローマの祭」をやることになっていたのです。初めて半年やそこらで、どんなにがんばってももちろん歯が立たない曲だってことは、今の自分ではわかるけど当時は若かったし、教えてくれる先輩達に申し訳ないという気持ちでがんばった。ま、もちろん本番では歯が立ちませんでしたよ。

さて、冒頭で述べた、スペイン奇想曲ですが、その定期演奏会のあとのコンクールでやることになったのです。こちらも楽器持ってまだ1年もたっていない状態でオケの曲のアレンジものですよ。ただそのとき思ったことは、ローマの祭が異常に難しかったんだなということ。スペイン奇想曲はやればやるほど、自分のものになっていくのがわかった。うーん、なつかしい。
自分はソロクラ、1st、2ndと分かれているうちの1stを2人で担当した。そして、ビックリしたのがソロがあること。コンクールの練習では本番直前まで誰が吹くかわからないから練習しとけと先生に言われ必死に練習する。もう一人の人ももちろん練習する。もう一人の人は中学からの経験者。合奏では、自分が吹いたりもう一人の人が吹いたり一緒に吹いたりといろいろ試された。結局・・・地区大会はシードだったのでもう一人の人と2人で吹いた。そして、勝負のかかった県大会、西関東大会ではソロクラを担当していた先輩がびしっと決めてくださいました。あ、余談ですが私が高校2年生の時に関東大会が西と東に分かれた一回目でした。で、なんと私なんぞがのっていても西関東大会で銀賞でした。がんばったな、自分。

・・・と、これだけでも思い出の曲なんだけどまだ続きがあってなんとリベンジが大学生のときに出来たのです。
大学では吹奏楽部はなくて管弦楽部しかなかったのでそちらに入団。そして、2年生のときになんとスペイン奇想曲をやることになった。手をあげたものの、オケは全然違うし、もちろん1~5楽章までやる。しかも、自分はオケでトップ吹くの初めて。それでスペイン奇想曲かい!
もちろん、授業そっちのけで練習。昼間は部室にこもって、夜は練習部屋で練習。おそらく生涯で一番練習してた時期でしょう。毎日、6,7時間くらい練習してたんですけど・・・。大学2年生のときは1年の時の半分も単位取れませんでしたよ・・・。留年しなくて良かった・・・。そのとき、一緒にやったシュヘラザードは先輩がかっこよく演奏してたなぁ。
で、市民オケの来年の候補曲にシャヘラザードとスペイン奇想曲があがってるので、昔の自分の演奏が聞きたくなってさっき聞いてしまった。若さゆえに駄目なところや若いので勢いがあっていいところもあって、なんか楽しかった。リムスキーとはなんか縁があるなと思う。大好きな作曲家なので、うれしいな。・・・ただ自分に乗り番がまわってくるかは不明だけど。