戦略論は「引き算」。



戦略論とは基本的に

「あるべきレベルと現状との間のギャップをどのように埋めるか」

ということ。



現状があって積み重ねていくのが戦略ではない。



簡単に表現すると

「こうありたい:目標値」-「いまはこう:現状」=「だからこうしよう:戦略」(戦略方程式)



一般的には、目標値がないままに

「現状の色々な問題点をどうやって解決するか」という思考に陥りやすい。



戦略は「あるべき姿」「目標値」を設定すること。



あるべき姿と現状との差があって、

その差をどう埋めるのかが「戦略」。



これを「引き算発想」と呼ぶ。


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ABS

2009 Autumn

MKT315 Business Marketing



「評価内容」よりも「評価基準」の議論がはるかに重要である。



「評価しろ」というと、つい「評価の結果」ばかり考えてしまう。



しかし、「何の基準で、何の軸で、評価するか」ということを

徹底的に議論するほうがはるかに重要。



なぜならそれは「経営の優先順位」を決めるから。



何を議論しているかというと

「経営にとって何が重要なのか」



つまり


「経営者にとっての価値観」、

「価値の優先順位」


を議論しているのである。



これがはっきりしていないと、

いろいろな評価が出て来たときに、

「どれがいちばん重要か?」という優先順位がつけられない。



評価をする際には、

「基準をまずきちんと議論すること」。


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ABS

2009 Autumn

MKT315 Business Marketing




「○カ息子が会社を潰す」とはよく耳にする。



事業承継はオーナー企業にとって不可避な非常に悩ましい問題。



ポイントは3点。



1)(承継候補に)成功体験を積ませること

2)本人だけでなく、サポートする人材も一緒に育成しておくこと

3)10年前から準備すること



だそうだ。



ただ、それでも、とにかく、、



「見極めること」



が何より重要。なのだそうだ。

カエルの子は常にカエルではない。

適正があるのだ。