厳しい暑さが続く今年の夏。エアコンの効いた部屋にいても、じっと座っているだけで汗ばんでしまうほどです。そんな猛暑日には、夏バテのリスクも高まります。

夏バテとは、暑さや冷房による冷え、水分や栄養素の不足などが原因で起こる体調不良です。

主な症状としては、食欲不振、疲労感、倦怠感、頭痛、めまいなどがあります。

夏バテを予防するためには、日頃から規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。しかし、忙しい現代社会ではなかなか難しいこともありますよね。

そこで今回は、夏バテ知らずの食事術についてお話します。

1. タンパク質をしっかり摂取する

夏は、汗やエアコンの冷房で失われるミネラルやビタミンが特に多くなります。そのため、意識的に栄養補給をすることが大切です。

特に、筋肉や臓器の構成成分であるタンパク質は、夏バテ予防に欠かせません。肉、魚、卵、大豆製品などを毎食バランス良く摂取しましょう。

2. ビタミンB群を補給する

ビタミンB群は、エネルギー代謝を促進したり、疲労回復をサポートしたりする効果があります。豚肉、うなぎ、レバー、大豆製品などに多く含まれています。

3. ミネラルをしっかりとる

汗で失われるミネラルを補給するためには、カリウムやマグネシウムが豊富な食材を積極的に摂取しましょう。カリウムは、キュウリ、トマト、スイカなどに、マグネシウムは、海藻類、ナッツ類、緑黄色野菜などに多く含まれています。

4. 食欲がないときは、無理せず流動食やゼリー食を取り入れる

食欲がないときは、無理に食事をする必要はありません。おかゆやうどん、スープなど、消化吸収しやすい流動食を取り入れましょう。

5. 冷たい料理を取り入れる

冷たい料理は、食欲増進効果があります。そうめんや冷製パスタ、サラダなどを取り入れてみましょう。ただし、冷たいものばかり食べると胃腸を冷やすので、温かいものも一緒に食べるようにしましょう。

6. 香辛料を活用する

生姜やニンニクなどの香辛料は、食欲増進効果や体内の熱を冷やす効果があります。料理に積極的に活用しましょう。

7. 水分補給をしっかり行う

汗で失われる水分を補給するためには、こまめに水分補給を行うことが大切です。水や麦茶などを常温で飲むようにしましょう。

今年の夏は、一段と暑い夏になりそうです。そこで猛暑日を乗り切るためには、食事でしっかりと栄養補給することが大切です。食事術を考えて、夏バテ知らずの健康的な生活を送りましょう。

猛暑日を乗り切る！夏バテ知らずの食事術