過敏症の人は自分は統合失調症と違うと考えているものですが↓

⇀統合失調症は幻覚や幻聴、妄想に悩む症状だし、化学物質過敏症は柔軟剤や香料などの化学成分に身体が過敏に反応してめまい、脱力、痛みなどの症状が出る状態ですよね。一見全く異なる症状の二つですが、同じヒーリン法が効く場合があります。化学物質過敏症に有効だった施術療法が、そのまま統合失調症の回復に役立つことも少なくありません。その逆も大アリです。

 

ときに化学物質過敏症と統合失調症を同時に患っている方もいらっしゃいます。僕のヒーリング施術を行うと両方の症状が大きく軽減しました。これは神経系の回復が行われたんだけど、似たような神経ダメージが化学物質過敏症も統合失調症の場合もストレスとして受けてしまっていたと言うことになると思います。僕の施術法は一つではなく数十種類の気功スキルから成っているんですね。なので化学物質過敏症の回復方法も何種類もあるんです。統合失調症の回復気功も数種類あります。精神不調よりの化学物質過敏症もあるわけですね。また、身体不調よりの統合失調症もあるわけです。効く回復法が何かと言う結果として、そのような事が言えるんですよね。

 

また、化学物質過敏症と統合失調症が同じ身体の場所が傷んでいることもありますよ。これは少なそうで意外とあることなんです。僕は解剖学的に身体を見ていないんですよ。気の流れ、気のあり方で見ます。すると「同じ場所の気の流れの不都合」が違った種類の症状を人によって作っているのがわかります。これは根本的にみている事になると思いますよ。症状は人の体質弱点よって種類が決まりますが、それ以前のストレスダメージを回復させてしまうと言うことです。場合によっては、もっと深い生命設定の領域の回復もあり得ると思っています。


クローバー手心整体 吉祥寺仙人クローバー


よくある“電磁波過敏症は精神病だ”とかいう類の決めつけではなく、治療(ここでは気功)の観点から似ているという見方ならばあり得るかもなと私は思いました。精神科の主治医に話してみると、主治医の好きな、脳のなかの幽霊という本を話題にして、部位の少しの違いとかで統合失調症と出るか過敏症と出るか、そういう事はあっておかしくないと結論付けました。
フーコーによると、狂気·狂人の世界もキュニコス派たり得るため、過敏症が統合失調症と似ていると聞いて、私は最早嬉しいですね。

↳「脳のなかの幽霊 」
V.S.ラマチャンドラン (著), サンドラ・ブレイクスリー (著), 山下 篤子 (訳)
↳「精神疾患と心理学」
Mフーコー著 神谷美恵子訳