https://www.google.com/amp/s/my-ethics.com/sophist/%3famp=1 

⇀「人間中心主義」と呼ばれる、人間尺度説は、人間の認識は万物の実在に届かない、という意味ではない。無論、そういう意味もあるが、むしろ個々の人間の認識は各人の知覚(及び経験的・歴史的背景)に依存しているので、それぞれ異なる仕方で世界を把握しており、各人を一致させる客観性を確保できないという意味である


この、“それぞれ異なる仕方で世界を把握しており”、の辺りを巧妙に言い換えると偽スピリチュアルや陰謀論界隈でよく言われる“パラレル”というやつになるのではないかと。つまり、パラレルパラレル言っているあれは実はソフィストの言説と同じなのであり、注意が必要かと思われます。パラレルワールドと言えばなんでもアリになる感があって、私はそもそも違和感を覚えていました。元の量子物理学でのパラレルワールド(並行宇宙説)が変に拡大解釈されて人間中心主義的な見解に成り変わったんだなと、思っています。古代ギリシアで最も荘子的なディオゲネスやソクラテスもソフィストとは意見を異にしやり合っているので私もその辺は色々調べています。···一方、これも今調査中なのですが、解離性障害者と呼ばれる人達のようなパラレル認識の仕方は素晴らしいと思います。