https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81 

 

 

 

 宇宙の終焉について。ビッグクランチを仮定してみると荘子の思想である”万物斉同”の正しさが証明されるように思います。全てがいずれ跡形も残らない時が来ることによる、全存在の一切絶対的平等の達成です。

 
 
ビッグクランチは起きないとするこんな説もありますが↓

 

宇宙は現在加速膨張しているが、やがて加速膨張の原因であるダークエネルギーより重力の効果がより強くなって加速膨張が終わり、宇宙は収縮に転じて最終的にビッグバンと同じ高密度状態に逆戻りする。これをビッグクランチと言う。
現在の観測データからは、宇宙がビッグクランチで終わる可能性はほとんどなく、ビッグフリーズビッグリップのどちらかで終わる可能性が高いと考えられている。

 

調べてみましたが、では代わりとなるビッグリップが起こるのは1400億年以上先だと言われているので今のデータで云々してビッグクランチはないなんて言えないと考えられます。何よりもビッグクランチが起こらないとする根拠に使われているダークエネルギーやダークマターについては未知の領域に等しいのですからまだ全然ビッグクランチがないと言い切れていないと思いますね。

 

 そういえば、特異点への崩壊の過程で全ての情報は消失していく事を考えてみると、ふと個人情報漏洩なんかで一喜一憂して騒いでいるのも滑稽に見えてきますね。

 

真の万物斉同の境地からすると、例えば重度障害者であっても、あのインパクトの強い全然違う世界で生きていると思われる、その違いですらも何のことはなかったなと分かってくる、見えてくるんです。これが道は通じて一つということの真意だと思われます。

 
何も恃む事なく只宇宙を元に生きるとは万物斉同に物事を見てるんじゃないかと。