水道橋に向かい途中、乗り継ぎの飯田橋で振る舞い酒なんぞを頂きまして、やってまいりました。プロレス初詣!
会場には一本5万円払うと応援メッセージを添えてドームに飾られるという幟がずらっと並んでおりまして、幟立てた人も自分の探すの大変でしょうね。
やはり超満員というだけあって例年とは比べ物にならない人だかりで、指定された入場ゲートに辿り着くまでで一苦労でした。
満員札止めって言うから6万人くらい入れたのかと思いきや、46,913人って思ったより少ない感じがしますが猪木の時代みたいに消防法を無視したような詰め込み方はしないんでしょう。
でも会場は外野席までぎっしり入って久しぶりにプロレスで満員の東京ドームなんてアントニオ猪木引退試合以来だと思ってましたが、武藤敬司の引退興行の時も平日開催ながら3万人ほど動員していましたからそれ以来ということですね。
引退試合といえドームを埋められるレスラーは当分出て来なさそうですね。
前半戦も面白かったんですが、試合内容と言うよりは顔見せ的な試合なので内容は後半3試合に絞って触れて行きます。
先ず、世間一般の注目度でいえば棚橋弘至より知名度が上のオリンピック柔道金メダリスト・ウルフアロンのデビュー戦ですが、こと新日本プロレスファンというのは面倒なもので、大型新人とか会社に猛プッシュされる選手ってのはとにかく嫌われる傾向にあって、昭和、平成の新日本プロレスではこの手の大型新人のデビュー戦は成功したことがなく、今回のデビュー戦では完全なブーイング案件なんですが、先に結果を申し上げてしまうと大成功でした。
60年を超える新日本プロレスの歴史で初めて成功した超大型新人デビュー戦成功の要因を振り返って見たいと思います。
.@maronaaron0225 "Strong style!!!"
— NJPW WORLD (@njpwworld) 2026年1月4日
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/CcdQ1X9P52#NJPW #njpwworld #njwk20 #棚橋引退 pic.twitter.com/k6sOp1t9DJ
先ずウルフの入場ですが、丸坊主で現れたことに場内がざわめき、柔道着を脱ぎ捨て黒のショートタイツ姿になった瞬間、大ウルフコールに包まれます。
通常は新弟子として入門した際に丸坊主にしてデビューする頃には髪が伸びているものなのですが、ウルフの場合は入門以来髪を伸ばし続けてロン毛のイメージを定着させた上で丸坊主にショートタイツという、ヤングライオンのデビュー戦に相応しいシンプルな入場で見事なギャップ萌えです。
"NEVER OPENWEIGHT THE 49th CHAMPION" @151012EVIL
— NJPW WORLD (@njpwworld) 2026年1月4日
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/CcdQ1X9P52#NJPW #njpwworld #njwk20 #棚橋引退 pic.twitter.com/TcFjHINhfC
そして対戦相手のEVILですが、ヘヴィメタルのやギタリストのド派手な演出にH.O.Tの面々を従えるという、見るからに悪の軍団という分かりやすい構図を作り上げます。
ウルフアロンのデビュー戦ということで、普段プロレスを見ることの無い一般層からも注目を集めるこの試合において、この入場だけで悪人と分かるEVILという対戦相手チョイスは絶妙でEVILのあんこ型の体型もウルフが見劣りしない良いバランスです。
.@TOKSFALE "Falling Coconut"
— NJPW WORLD (@njpwworld) 2026年1月4日
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/CcdQ1X9P52#NJPW #njpwworld #njwk20 #棚橋引退 pic.twitter.com/vesYBQP3OT
大方の予想通りEVILの反則にH.O.Tの乱入と悪の限りを尽くすんですが、汚い手段で追い込まれれば追い込まれるほどにウルフへの声援が高まります。
テレビ放送ではそれほど拾っていなかったけど、会場でのウルフコールは半端無かったです!
.@maronaaron0225 "Judo Killing Technique"
— NJPW WORLD (@njpwworld) 2026年1月4日
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/CcdQ1X9P52#NJPW #njpwworld #njwk20 #棚橋引退 pic.twitter.com/Iz6M8CAWvr
悪人たちが束になって襲い掛かるところをバッタバッタと薙ぎ倒す姿は時代劇の殺陣ですよね。
とりわけH.O.Tは剣友会の斬られ役の皆さんのような存在で、ウチの娘はテレビで見ながら、何かマリオみたいなクロックス履いたオッサンが居るんですけど? って驚いていまして、こういう所でSANADAの存在が光ります!
.@maronaaron0225 "High Fly Flow"
— NJPW WORLD (@njpwworld) 2026年1月4日
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/CcdQ1X9P52#NJPW #njpwworld #njwk20 #棚橋引退 pic.twitter.com/ChbIdNwizc
棚橋に捧げるハイフライフローも決めましたが、この技はこれっきりにした方が良さそうです…
トドメとばかりにEVILを繰り出そうとするところを一本背負いからの逆三角絞めでの失神KOという衝撃のラストに館内は大爆発!
現役時代大外刈で1本取られたことがないというオリンピック金メダリストだけに説得力のあるエンディングで無様な姿を晒した試合後のEVILはノーコメントで引き上げて行ったということですが、今回のスーパースター誕生の立役者は間違いなくEVILであり、H.O.T総出でウルフの売り出しに成功したと言えるのではないでしょうか?
ウルフ「僕自身、プロレスラーになると決めた段階でデビュー戦の日には坊主にしようと考えてたので(中略)新日本で一からプロレスをするのであれば、入門の段階で坊主でも良かったかなと思ったんですけど、試合当日に坊主にしていこうとずっと考えてました」
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2026年1月4日
全文https://t.co/DfkCQMuSvB#njwk20 pic.twitter.com/pi7jQrEb2S
問題はデビュー戦でチャンピオンになってしまったウルフアロンです。
この勢いでビル・ゴールドバーグみたいに一気に頂点まで上り詰めて欲しいところですが、デビュー戦=チャンピオンですから、1ヤングライオンでは無く、これからは試合内容が問われる立場になってしまいました。
本日行われるデビュー2戦目はH.O.Tとタッグマッチということで、暫くはH.O.Tとの軍団抗争という名の路上教習が行われるのでしょう。
































