Hip Hopとお相撲さん〜馬鹿なプロレスのお話〜 | まつすぐな道でさみしい (改)

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ジョーサン道の正統後継者。

師匠は訳あって終身刑で服役中…

いっとくけど、超格闘技プロレスjujoの応援blogじゃないからな!

大相撲協会非公認応援blog

 
 まさかのリブロにリブロ返し!


 そして、このツイートと動画…





 馬鹿でしょう?




 馬鹿みたいなプロレス論争に対して、平成生まれの僕はそんなの見たことが無いからと、馬鹿なプロレスで返すという返し技!


 最初はこの動画はスルーでジョー・ドーリングの締めだけを見て、なんだか弱ぇ〜な! くらいにしか思ってなかった。

 しかし、少し前に取り上げた大阪の風俗店員・沖田虎丸師匠のブログで教えられた、肝心な前半部分を飛してんじゃねぇよ理論!






 気を取り直して動画を再生したら、こんなんが出て来た…

 元若麒麟、鈴川真一デビュー戦。(まだ、背中に闘魂が降臨してない頃)


 お相撲さんHip Hopに乗って登場するというなんとも異様な空気の中で行われた試合だが、(もうとっくにピークは過ぎてるとは言え)かつてUFCPRIDEのチャンピオンに輝き、霊長類最強の男と呼ばれたコールマンを撃破するという大金星のデビュー戦!




 しかしその試合内容といえば、グズグスの試合展開からマウント取って攻めてたはずのコールマンが、ロープブレイクされた途端にやる気を無くして試合放棄という、なんともズンドコな展開で当然色々と物議(小川直也が出なくなって来たIGFの時期エースが必要だった)を醸したらしく、Twitterには宮戸優光の弁明のコメントが添えられている。

宮戸「あの試合は鈴川選手が必死にプロレスで闘ってコールマンに勝った試合、それだけですよ。」

 2010年9月25日 IGFの試合らしいが、この宮戸優光のコメントを読んで頭に浮かぶのは、約10年前になるが、1999年4月29日 PRIDE.5でのマーク・コールマン。



 髙田延彦を毛嫌いする頭のカテェ格闘技ファンが真っ先に槍玉に挙げるのが、このコールマン戦。

 要するにこの試合は、PRIDEのリングで行われた髙田延彦vs.マーク・コールマンのオマージュだということか?

 何故にこの試合が攻撃の対象になってるかって言うと…

 PRIDE.5の来日会見の後にコールマンが以前から親交のある格闘技通信の記者に対して、『スマンこの試合はfakeなんだ。嫁が病気でどうしても金が必要なんだ分かってくれ』って告白したって話があって、実際に格闘技通信の誌面でもこの試合結果に(純粋な格闘技の試合では無いと)小さく1コマしか裂かなかった(この後高田道場は取材拒否)ってことで、いまだにことある毎にヒクソンに連敗した髙田を持ち上げる為のアレだったと語られる。


『嫁が病気で…』って、なんかどっかで聞いたような話だと思ったら、1976年2月6日 新日本プロレス 格闘技世界一決定戦 で来日したウイリエム・ルスカじゃねえか!





 
 
 この野郎、ジョー・ドーリングで一瞬マウント取らせて油断させといて、お相撲さんとHip Hopで韻を踏みながら平成初期と昭和の総合格闘技のルーツを繋げて行こうって、下からヒールホールドで絡めとるみたいな高等テクニックじゃねえかよ!



 
 



 負けたー!