今回、私が新木場までハードヒットの興行を観に行った理由の1つに、佐藤光留とはどのようなレスラーなのか1度生で見てみたいという願望があった。
念のため断わっておくが、これは
の後日談となる。 ⬆︎リンク
基本的に新日本プロレス系統団体の興行しか観に行くことが無く、どちらかというとレスラーに体格の大きさを求める傾向のある私が、全日本プロレスを主戦場とし、オマケにJ r.ヘビー級の佐藤光留に興味を持つこと自体がそもそも不自然な事だった。
試合自体はテレビ中継で見掛けることもあり、『全日なのにU系のスタイル? オマケに(Uスタイルなので当然なのだが)Jr.なのに飛んだり跳ねたりしない?』という、何となく違和感を覚える不思議なレスラーという認識しか無かったのだが、下記のブログ記事を見て、私は佐藤光留というレスラーに心惹かれるようになっていた。
上記のブログを読んで貰えば手っ取り早いのだが、読んでられないという気の短い人の為に要約すると、特に得意分野がある訳でもなく与えられた仕事を流れ作業のように仕事をこなしていたフリーライターの尾崎ムギ子さん(プロレスには全く興味無し)が昨今のプ女子ブームに目を付け、とあるトークショーを取材し、その内容を女性向けwebメディアで公開したところ『プロレスの魅力を分かりやすく伝えてくれた』と大反響を得ることとなり、『これから私、プロレスというジャンルを得意分野としてライターとしてやって行けるかも?』と淡い期待を抱くことから物語は始まるのだが、何故か2、3日経った辺りから急に潮目が変わってしまったという。
このトークショーの出演者は芸人プチ鹿島と、現在プロレス関連の著書としては異常な売れっ子作家ではあるが、一部のレスラー、古株のファン、マスコミなどから壮絶な拒否反応を示されているノンフィクションライター柳澤健の2人語りという形式で行われ、予備知識の無い彼女はそのトーク内容(格闘技ブーム以降、凋落したプロレスは勝負論を捨て、最強から最高のファンタジーを見せるショーに方向性を切り替え、プロレスラーに抱かれたいと幻想を抱き、アイドルを見るような目でレスラーを追っかける多くの女性ファンを得ることで復活した)をそのママ掲載しただけのようだが、その内容に違和感を覚えた一部のファンが騒ぎ出しSNSは瞬く間に炎上、彼女はネットリンチに晒されてしまうのだが、その炎上の口火を切ったツイートが、⬇︎これだという。
この炎上でライターの尾崎ムギ子さんは、『きっと自分は見たことも無いレスラーに殺されてしまうんだ』という思いを抱き、眠れない日々送るも、意を決して申し込んだ佐藤光留へのインタビューを連載に繋げ、人生初の単行本『最強レスラー数珠つなぎ』の出版にまで漕ぎ着けるというお話なのだが、このエピソードで注目すべきは、やはり佐藤光留というレスラーの特異性だろう。
2000年代の暗黒期から棚橋弘至が推し進めた、初めて観る人にも分かりやすい単純明快なプロレスと、徹底したファンサービスで新規のファンを獲得し新日本プロレスをV字回復に導いて以来、他団体も追随するようにファンとの距離を縮め、親しみ易いレスラーというのがトレンドで、レスラーに求められるのは品行方正な良い人であり、ヒールレスラーでさえ『リングを下りると本当はメチャクチャ良い人なの〜』というギャップ萌えの可愛らしさが求められる。
そんな風潮の現在、気にくわない記事を書いた女性ライターを徹底的に凶弾して炎上させるなんて、『お前は前田日明かよ? 』とツッコミを入れられそうな、時代錯誤な面倒臭さを持ちながらも、それを単行本にまで昇華させてしまう商売人気質は鈴木みのるから受け継いでいるのだろう。
この扱い辛いUの遺伝子に加え、岡山県民特有の頑固さと変態性がプラスされるのだから、ファンになろうにも、もう手が付けられないほどハードルの高いレスラーと言えるだろう。
世間一般の認識で岡山県出身の有名人として名前が挙げられるのは、恐らく以下の3人になるのだろうが、佐藤光留がこの一角を崩して岡山県出身の有名人として名前が挙げられる日が来るのだろうか?
そんなことを考えながらボーッとしている昼下がり、私はTwitterを使い、前日観戦したハードヒット興行の件について相変わらずクソ下衆な会話を交わしていた。
新木場大会の1試合だけの為に松山からの飛行機代まで出して招待するって、費用対効果で考えたら東京ドーム大会でクリスジェリコ連れてくるよりVIP待遇だろう? って、前日の会場トークに引き続き、下衆の極みな会話をしていると、ケツの方に何やら背筋の凍るようなツイートが…
さ… 佐藤光留? (-。-;
プロモーターが直接? オマケに自家用車の写真まで載せて! もしかして、昨日のNOAHの元チャンピオンがミラ イースしか買えないって会場での会話、聞こえてました?
まさか自分がムギ子さんと同じこと恐怖を味わうとは…
オマケに自分は当時プロレス知識ゼロのムギ子さんと違って、プロレス界でプロモーターに睨まれたら、あの超獣ブルーザー・ブロディですら刺殺されることを知ってますから〜
_:(´ཀ`」 ∠):
週プロの記事に御立腹の所に、俺のツイートが油を注いでるって事やないの〜絶対に殺されるって!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)













