少し前になりますが8月にご縁があって岐阜県関市、小瀬鵜飼の鵜匠さんのお宅に訪問する機会がありました。
鵜飼と言ったら岐阜市の金華山麓での長良川鵜飼を思い出す方が多いと思いますが、同じ長良川を少し上流に行った先の関市内でも鵜飼が行われています。
鵜飼は全国的にも有名ですが、地元民・県民の方々の鵜飼船乗船率ってどれくらいなんでしょう??少なくとも私や周りでは鵜飼船に乗ったことがある人を聞いたことがないんですよね![]()
そして私自身も本物を自分の目で見たことがないんです…
「いつでも体験できそうな距離感」っていうのは実際そんなに体験しなかったりしますよね。(あるある)
そもそも鵜飼とは
訓練した鵜(ウミウ)と鵜匠が協力して鮎などの魚を獲る伝統漁法で1300年以上の歴史があります。
平安時代から貴族や武士などが鵜飼見物を行ってきた史実も残っており、鵜飼を「見せる」事でおもてなしの手法として最初に取り入れたのが織田信長といわれています。時代が変わって大坂夏の陣からの帰りに岐阜に滞在した徳川家康・秀忠父子も鵜飼を観覧したとも伝えられています。
この頃から将軍家への鮎鮨献上が始まりました。
そして、かの有名な松尾芭蕉も岐阜の鵜飼を観覧しその時に詠んだのが「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」です。
明治11年には天皇に鮎が献上され、この頃から岐阜県は宮内省(現在の宮内庁)の管轄の中でその庇護を得ようと考え、公式な役職としての「鵜匠」の設置を願い出ました。その結果、宮内庁式部職鵜匠として安定した地位を得ることができたのです。
現在、全国でぎふ長良川鵜飼では6名、関市小瀬鵜飼では3名の合計9名のみが宮内庁式部職鵜匠に任命されています。
大正11年にはイギリスのエドワード皇太子が、昭和11年と昭和36年には世界の喜劇王チャールズ・チャップリンが(2度も)鵜飼を観覧しているそうです。(すごい
)
お邪魔したのは「鵜の家」
本物の鵜匠さん…!
そして、鵜!!
鵜飼で活躍するウミウは、性質がおとなしく人に懐きやすいんだそう。
繁殖期以外はほとんど鳴かず、人に慣れやすいため鵜匠が訓練を施しやすい鳥と言われます。
鵜籠。
様々な種類の竹製の籠が用いられます。鵜を入れて鵜舟に積み込む運搬用には4羽入れる「ヨツザシ」と2羽入れる「フタツザシ」の2種類あります。
ウミウ、間近で見ると思ったより大きい!
そして目が綺麗!!
20羽近い数の鵜がお庭に放たれ大迫力でした。
しゃがみ込んで撮影してたんですが、あまりに近すぎて羽ばたきの羽をバッサバッサと顔面にビンタ喰らうほどの超至近距離![]()
大変貴重な体験でした笑
ウミウが鵜飼に適しているワケ
・体が大きく力持ちで漁獲力が高いこと、比較的おとなしい性質で人に懐きやすいこと、水中での適応能力が高い。
・優れた視力を持っているので水中を見ることにも順応しており、水かきのある足で素早く泳ぎ、獲物を捉えるのに適している。
・危険を感じた時に獲物を吐き出して逃げる習性があるため、この習性を活かして獲物を吐き出させることに成功した。
などが挙げられます。
冒頭で本物の鵜飼を見たことがない岐阜県民と言うことをお話ししましたが。
なんと!
この鵜匠さん宅訪問のご縁を結んでくださった方との更なるご縁で鵜飼船に乗船できる機会を得ました!!
近々体験してくるので、その様子はまた後日しっかり記録したいと思います![]()
楽しみ〜♪










