言わずと知れた日本三名泉。
群馬の草津温泉
兵庫の有馬温泉
岐阜の下呂温泉
そんな三名泉の1つが我が県に!ある!
しかし!
近いが故に「いつでも行けるやろ」となかなか行かない
下呂温泉、めっちゃいいお湯なんですよ。
無色透明。
アルカリ性単純泉。
なめらかな肌触り。
つるつるスベスべ!!
いや、トゥルッッットゥル!!!(伝われ)
美肌の湯としても知られてます!
このツルスベなお湯、アルカリ特有の「天然の石鹸効果」なので本当に気持ちいい
実はこの時行った下呂温泉。
先に投稿している馬籠宿、妻籠宿に訪れた同日に日帰りで県内東部からぐるっと回ってくる感じで下呂温泉街散策もコースに組み込んでいたのでした (本当は下呂の少し手前にある加子母の大杉にも寄り道してるんだけど割愛^^;)
下呂温泉の「下呂」は宝亀7年(776年)に作られた下留(しもどまり)駅に由来します。駅と言っても電車の駅ではなく、昔の律令制度の馬を乗り継ぐための宿場駅の事。
そしてこの「下留」。飛騨の国が米の収量が少なかった為に下々(げげ)の国と呼ばれていた事に由来してます。
下留駅が次第に「げる」と呼ばれるようになり、最終的に「げろ(下呂)」と表記されるようになりました。
下呂温泉という名前は昭和以降に使われ始めたもので、それ以前までは「湯之島温泉」と呼ばれてました。
なぜ名前が変わったのか。
それは、源泉の場所が変わったから。
これに関してはまた後で記述しますね
↑誰やねん。
写真はできるだけ人が写りこまないように撮ってますが、この日は全体的に若いグループが温泉街散策を楽しんでる印象でした私は一人気ままに散策してたのでカメラ片手にどこへ行こうか。
下呂大橋を渡ります
河原に5人くらいの人影が見えますね。
ここは下呂温泉のシンボルとも言える噴泉地で無料の露天風呂。
…露天風呂。
今でこそ水着着用が義務付けられてるし足湯感覚で足だけ浸かる方も多いですが。
私が現役でバスガイドやってた頃ってまだ普通に全裸で入ってる人居たような記憶があるんだけど!?
そーゆーのだいたい年配の男性でしたが
あ!
令和3年12月1日からは足湯のみの利用となっていますって書いてあった!!
よかった
白鷺が見つけたという言い伝えがあるのでそこかしこに居ます。
白鷺をあしらったもの。
マンホールも白鷺。
あと観光地、温泉地って銘菓があるじゃないですか。
下呂温泉はもちろんコレ。
しらさぎ物語part2の存在は知らなかった笑
温泉街をのんびり歩いてるとあちこちに足湯があります。
どこもたくさんの人が足湯を楽しんでました。
次は私もタオル持参しよう。
↑ここにも居た。
さて。
先程「源泉の場所が変わったから温泉の名前も変わった」と書いたままだったので続きです
元々10万年前に噴火したとされている湯ヶ峰(1067m)の山頂付近で温泉が湧き出ていました。
温泉が発見された記録としては古くは平安時代の記録が残っているそうですが、当時は山頂付近まで登って温泉に浸かっていたと考えられます。
戦国時代には織田信長が家臣の前田利家や羽柴秀吉を引き連れて湯治に訪れたという記録もあります。
後に大地震があって湯ヶ峰からの温泉の湧出は止まってしまったけど、文永2年(1265年)に現在の下呂温泉付近の飛騨川の河原にて新たな源泉が見つかりました。
この新源泉は白鷺に姿を変えた薬師如来が教えてくれたという伝説があり、下呂温泉湯之島の中根山には薬師如来を祀った温泉寺があります。
下呂は温泉街も勿論いいけど合掌村もあるのでね。
ゆっくりのんびり堪能して頂きたいです
書いてた私自身が今すぐにでも行きたくなった…
身体の芯から温まりたい!!
ん?芯まで温まりたい…??
どっち