こんにちは、心理カウンセラー/セラピストのあずあずですニコニコ

 

今日は、ココロノマルシェにお寄せいただいたご相談にお答えいたしますクローバー

 

 

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【父親の虐待から逃れたと思ったら、今度は弟から】

 

性的な被害を受けると、潜在意識に“自分は穢れている”というイメージが刻まれてしまいます。

そして潜在意識の力は強大で、そのような現実をくりかえし創りだそうとしてしまうのです。

 

あなたは全く悪くないし、穢れてもいません。

あなたという存在の素晴らしさに、何も変わりはありません。

 

少しずつ、根気強く、罪悪感を手放して、セルフイメージを書き変えていきましょう。


 

父親の虐待から逃れたと思ったら、今度は弟から

 

こんにちは。

今回相談したいことは、父親と弟からの虐待?についてです。
小学生くらいの頃から、
父親から暴力や性的な虐待を受けてきました。
ずっと誰にも言えなかったのですが、去年母親に暴露しましたが
母親は「ずっと知らなかった」そうです。

父親も気持ち悪いし、
それでも一緒にいる母親も気持ち悪いし
ずっと家を出たいと思っていまして、今年ようやく一人暮らしを始めました。

そこで、弟が引っ越した家に遊びにくることになって
久しぶりに兄弟水入らずで話せるのたのしみだな!
と思っていたのですが、、

弟が遊びにきて、はじめは普通に話をしていたのですが
なぜか、だきついてきたり、手をにぎってきたり
一緒に寝たい、などいいだしはじめ、、

かなりびっくりしてしまい
非常に気持ち悪いというか、なぜ???
とい気持ちでいっぱいです。

私の何が原因なのでしょうか?

(ちゃん さん)

 

ちゃんさん、ご相談ありがとうございます照れ

 

お父様とのことをずっと誰にも言えず、お一人で抱えてこられたのですね。

どんなに辛い年月を過ごされたことかと思います・・よくぞ生き延びてくださいました。

 

 

そして、それを去年やっとお母様に伝えることができたのですね。

とても勇気のいったことだと思います。

頑張りましたね。

 

お母様は「知らなかった」とのことですが。

 

それならば、ちゃんさんが告げた事実に驚き、嘆き悲しみ、ちゃんさんと一緒にお父様を非難し、場合によっては一緒に家を出てほしかったのではないでしょうか。

 

それなのに、自分の味方になって自分を守ってくれるはずのお母様が、自分を傷つけた父親と何食わぬ顔で一緒にいる・・

 

ちゃんさんはお母様に裏切られたような気分になったのかもしれませんね。

 

 

そんな両親から距離をとって一人暮らしを始めることができたのは、とても良かったと思います!

 

もしまだ同居だった場合は、まずは家を出ることをオススメしていましたよウインク

 

 

*

 

でですね。

 

 

私がまずお伝えしたいこと。

 

それは、

 

あなたには何の落ち度もないし、何も悪くない

 

責任は100%親にある

 

ということです。

 

 

「私の何が原因なのでしょうか?」と書かれていますが、ちゃんさんに落ち度はありません。

 

 

断言します。

 

あなたは何も悪くない。

 

 

あなたは完全な被害者であり、その被害によって生じる全てのことについて、責任は100%親にあります。

 

まずはそれを正しく理解することが、この問題を乗り越えていくためのスタートになります。

 

*

 

子どもが親から受ける虐待には様々な種類があります。

肉体的な暴力だけではなく、言葉で傷つける、過剰なコントロールをする、ということも立派な精神的虐待です。

 

しかし小さな子供にとって、親は絶対的な存在です。

 

どんなにひどい親だったとしても、子どもは親を一生懸命愛そうとします。

 

非力な子どもにとって、「親が未熟で、不完全で、間違っているのだ」という発想は受け入れられないもの。

 

だから子どもは、理不尽な仕打ちを受けても「自分が悪かったんだ」と思い込もうとしてしまうのです。

 

 

その「自分が悪い」という思い込み(罪悪感)は、潜在意識に深く刻み込まれ、大人になってからも人生に悪影響を及ぼし続けます。

 

 

さらに、ちゃんさんが受けたような性的な虐待では、「自分は穢れた」というイメージも潜在意識に刻まれます。

 

 

ご存知のように、我々が意識として感じているのは顕在意識、つまり氷山の一角であり、その下にはとてつもなく大きな潜在意識(無意識の層)が存在しています。

 

 

この潜在意識のパワーは強大で、たとえそれが間違った思い込みだとしても、その通りの現実を創りだしてしまう力があるのです。

 

 

たとえば、親から「お前は頭が悪いね」と繰り返し言われながら育った場合。

 

「自分は頭が悪いんだ」というセルフイメージが潜在意識に植え付けられます。

 

 

子どもにとって絶対的な存在である親の言うことは、間違いであってはならない。

 

なので子供は、そのイメージに沿った行動を無意識にとるようになってしまうのです。

 

本当は頭が良かったとしても、「頭が悪い」という印象を与えるような振る舞いをするようになる。

 

つまり、それが正しいかどうかに関係なく、潜在意識に植え付けられたセルフイメージを現実に創りだしてしまうです。

 

 

今回の弟さんの行動については、

 

「自分は穢れている」という、ちゃんさんの無意識的な思い込み(セルフイメージ)が、そのような現実を引き寄せている

 

と私は解釈しました。

 

 

さらに、

 

 

「自分が悪かった、自分は穢れている」、というような罪悪感は、無意識的に自分を罰し続けます

 

何かと自分を幸せにしない選択をしてしまったり(モラハラ・DV彼氏と付き合う、ブラック企業で働く、など)、自分を粗末に扱ったり、また身体症状となって現れることもあります(頭痛、鬱、胃潰瘍、摂食障害など)。

 

思い当たる節はありますか?

 

 

*

 

性犯罪は“魂の殺人”と言われますが、実際には様々に誤解をされていることも多いと思います。

 

よくあるのは、

 

被害者にも落ち度があった(挑発をした、隙があった、etc...)

 

という誤解ですね。

 

このような誤解は、被害者をさらに苦しめることになります。

 

 

さらに、近親相姦(性的虐待)の場合、加害者(多くの場合、父親)は社会的に地位のある立派な人物を演じていることも多く、子どもはさらに無力感を感じてしまうことになります。

 

 

『毒になる親』で、スーザン・フォワードは性的虐待についてこのように述べています。

 

「体に感じる不潔感」「いけないことをしているという意識」「自分のせいという意識」、この三つの意識のため、被害者の子供は事実をだれにも言うことができず、極度に孤立していく。

 

孤立しながら、子どもは家庭が崩壊するのを避けるために、秘密を隠し続けます。

 

もしも家庭が崩壊したら、それもやはり「自分のせい」と感じてしまうからです。

 

そうやって、親の罪を一身に引き受け、傷つき、自分を罰し続けてしまうのですね。

 

 

さらに、親の行為によって被害者の子どもが性的な快感を感じたとき、子どもの羞恥と不潔感は倍増してしまう、ともスーザン・フォワードは述べています。

 

刺激に対して体が快感を感じるのは、ひとつもいけないことではない。人間の体は、生理学的にそのようにできているのである。その時にいい気持ちがしたからといって、そのようなことをした親に罪がないということにはならないし、快感を感じたあなたに罪があるということにもならない。あなたがどのように感じようが感じまいが、あなたは被害者であり、あなたにそのような行為をした責任のすべては、大人である親のほうにある。

 

 

そう、何度も言いますが、

 

あなたに落ち度はないし、あなたは全く悪くない。

 

 

まずは、この認識を徹底的に潜在意識にまで落としこんでいきましょう。

 

*

 

 

長い年月をかけて潜在意識に刷り込まれたセルフイメージを塗り替えるのは、簡単ではありませんが、不可能でもありません。

 

根気強く取り組んでいただければと思います。

 

 

具体的な方法としては、たとえばアファメーション

 

 

私は私をゆるします

私は無罪です

私の罪はすべてゆるされました

私は私を愛します

私はもう無罪です

 

 

これを、感情を込めなくていいので、日々唱えてみてください。

 

効果的なのはリラックスしているとき。

たとえばお風呂に入っているときや、布団に入って寝る直前、あるいは目が覚めた直後などは潜在意識につながりやすいので効果的です。

 

 

それから、イメージワーク

 

目を閉じて、光のシャワーを浴びているイメージをします

その光は、あなたの身体を満たし、穢れを包み込み、足の裏から流れていきます

そのシャワーを浴びているうちに、あなたの身体はどんどん浄化されていきます

 

そんなイメージワークを繰り返しやってみてください。

こちらも寝る前などがオススメですキラキラ

 

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他にも罪悪感の手放しについては、師匠の著書にもに様々な方法が載っているので、こちらもぜひ参考にしていただければと思います。

 

 

 

ちなみにこの本に書いてあるのですが、

 

「愛の量と罪悪感の量は比例する」

 

 

親の罪を一身に引き受け、家庭を崩壊から守ってきたちゃんさん。

 

それは「家族の平和を守りたい」、という愛による行動だったのです。

 

 

お母様にずっと打ち明けられなかったのは、心配をかけたくないという気持ちや、家族がバラバラになるのを防ぎたい気持ちがあったからではないでしょうか。

 

つまり、お母様を傷つけたくなかった。

 

自分はそれだけ辛い思いをして犠牲になっても、お母様や家族を守りたかった、ということ。

 

 

それだけちゃんさんは、愛情が深く、優しく、思いやりに満ちた方なのです。

 

そんな自分の価値を認めて、受け取ってくださいね。

 

 

そしてもし、過去の出来事に向き合うだけのパワーがでてきたなら。

 

ご自身のインナーチャイルドと向き合い、慰め、癒してあげてほしいなと思います。

 

 

辛い出来事と向き合うのは勇気がいることですが、きっとちゃんさんに大きな自信を与え、新たな人生を切り開いていく力になることと思います。

(そんな気分になれないときは、決して無理せず、自分の心を守ることをいちばん大事にしてくださいね。)

 

 

両親に対して怒りや悲しみなどの感情がでてきたら、抑え込まずに感じてください。

 

両親を許したり、同情したりする必要は1ミリもありませんよ。

 

 

自分は悪くない、責任は100%親にある。

 

 

この事実を、潜在意識を含めて徹底的に納得することがまずは大事です。

 

 

 

家を出て一人暮らしをはじめたこと、そして今回こうやってご相談くださったことも、ちゃんさんの「変わりたい!」という意思の表れだと思います。

 

 

大丈夫、ちゃんさんの人生は一歩ずつ良い方向に動き始めています。

 

自分を信じて、自分の率直な感情に寄り添い、自分を大事にしてあげてくださいね。

 

 

 

以上、参考になりましたら幸いです。

 

ちゃんさんのお幸せを心よりお祈りしておりますラブラブ

 

 

 

 

親からの肉体的・精神的虐待、人格否定、コントロール・・・

 

それらによる心の傷は、自分で癒すことができます。

 

あなたが、自分のインナーチャイルドを癒し、自分らしい生き方を取り戻すお手伝いをしておりますクローバー

 

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