アキ・カウマリウス監督。「労働三部作」の三作目。
イリス(カティ・オウティネン)はマッチ工場で働く暗い少女。
日本はバブルで熱狂していますが、フィンランドの労働者階級は貧しい生活。
テレビでは毎晩「天安門事件」のニュースばかり。
単調な仕事の後、イリスはダンスホールに行きますが“壁の花”。
稼いだお金は母と義父に巻き上げられています。
ある日、給料でドレスを買ってダンスホールへ。
着飾ったイリスは一流会社の男性とダンスをして一夜を共にします。
人生にやっと光明が差したと感じるイリスですが…。