- 月刊 秘伝 2014年 02月号 [雑誌]/著者不明
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最近、忙しいので対人練習がなかなかできません。
本日は、久しぶりのシステマの稽古で汗を流しました。
ベテランの方と組む場合、初心者の方と組む場合、それぞれ勉強になります。
初心者の場合は、上半身のみで捌こうとするため、下半身が居着いてしまい、システマの大原則「姿勢を保つ」ことができなくなり、続いて「動き続ける」ことが困難になり、「リラックス」できなくなり、最終的に、「呼吸」が途切れてしまいます。
私も最初は下半身に力を入れすぎてしまい、よく肉離れを起こしました。システマは相手と勝敗を競うスポーツではないため、自分以外、みな師匠です。
帰りに購入した「秘伝2月号」。目玉は2世対談。“システマ”創始者ミカエル・リャブコ氏のご子息ダニエル・リャブコ氏と“振武館”黒田鉄山氏のご子息黒田泰正氏。
お二人とも父親から特別な稽古など受けておられていないとのこと。一般の門下生同様、やりたければ続けなさい(やめたいときはいつでもどうぞ)という教育だったそうです。
「門前の小僧、習わぬ経を読む」という諺がありますが、才能よりも環境の方が大切なのかもしれませんね。また、本人のやる気(意志)と集中力が上達の秘訣といえそうです。
システマも振武館も各種武器を使用することと、「力の絶対否定」が共通点です。洋の東西を問わず武術には、共通原理があるのが興味深いです。