村上春樹「かえるくん、東京を救う」 | うおざき鍼灸整骨院のブログ

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●村上春樹「かえるくん、東京を救う」(『神の子どもたちはみな踊る』収録)


(地下システマのマスター?)かえるくん語録です。

「みみずくんのような存在も、ある意味では、世界にとってあってかまわないものなのだろうと考えています。」





「世界とは大きな外套のようなものであり、そこには様々なかたちのポケットが必要とされているからです。」





「ぼくはつねづねあなたという人間に敬服してきました。この16年のあいだあなたは人がやりたがらない地味で危険な仕事を引き受け、黙々とこなしてきました。」





「ぼくにはあなたの勇気と正義が必要なんです。」





「闘うのはぜんぜん好きじゃありません。でもやらなくてはならないことだからやるんです。」





「ニーチェが言っているように、最高の善なる悟性とは、恐怖を持たぬことです。」





「ジョセフ・コンラッドが書いているように、真の恐怖とは人間が自らの想像力に対して抱く恐怖のことです。」





「ぼくと一緒にみみずくんと闘ってくれますか?」





「アーネスト・ヘミングウェイが看破したように、ぼくらの人生は勝ち方によってではなく、その破れさり方によって最終的な価値をさだめられるのです。」





「眼に見えるものが本当のものとはかぎりません。」 「ぼくの敵はぼく自身の中のぼくでもあります」

 

かえるくん、再び、みみずくんと闘うときがあったら、声を掛けてください。力にならないかもしれませんが、誰よりもきみのことが好きです。