弟くんは受験に向けて夏季講習真っ只中です。

家では飄々としていますが、週6で塾で6時間ずつお疲れ様です。

 

さて先日塾のテストがありました。

これまで絶対得点源だった社会が最近さほど取れていません。

単なる記憶だけでなく理屈を繋げるようになってうまく解けないのかもしれません。

 

そんな中、日本現代史の話になりました。

日清、日露戦争をはじめとする各種戦争と治外法権解消などの各種外交の順序を問うものです。

残念ながら弟くん、日英同盟と日露戦争の順序を逆にしていました。

日英同盟がないと日本はロシアに勝てなかったんだよ、と話をしていると先日見た番組を思い出しました。

NHKのEテレでやっていた「3ヶ月でマスターする世界史」です。

12回シリーズでしたが11回目に日本の現代史が取り上げられており、早速弟くんとビデオを見てみました。

番組曰く

 ・日露戦争前のヨーロッパはイギリスがロシア・フランス・ドイツ連合と競っていた

 ・日露戦争によりロシア海軍が崩壊しロシアが没落、反面ドイツが強くなってきた

 ・イギリスは弱ったロシアと併せてフランスとも手を結び三国協商を締結

 ・一方、ドイツは三国同盟を締結

 ・しばらくは三国協商と三国同盟の均衡が保たれていたが、オスマントルコの衰退によりバランスが崩れ第一次世界大戦が勃発

という解説がありました。

三国協商のベースが日露戦争にあったんですね。

 

(以前一度番組は見ていたのですが)改めてなるほどと思い、歴史の繋がりに感心しました。

一方、弟くんに目を向けてみると番組を見ていません。正確にいうとパソコンを弄りながら1割程度耳を傾けているだけです。

塾でやっている歴史の背景を伝えたかったけど、ちょっと難しかったかな・・・

 

余談ですが、弟くんは最近3ヶ月でマスターする数学がお気に入りです。

秋山仁先生などユーモラスな講師陣のトークが良いようです。内容的に難しいことをやっていますが、入口論としては抵抗がないようです。

以前苦手だった算数の成績が回復しているものこの番組のおかげかもしれないと思い弟くんに聞いたところ「関係ない」とのこと。

でも、数学なり算数に興味を持つきっかけになったのは良いことだと思います。