前回のブログで書きましたが、今日は塾の面談に行ってきました。

 

塾の先生の話を聞いていると、弟くんのことをよく見てくれていると感心しました。

前回の面談では成績などの数値的なことを前面にお話しされていたので、今回も同じような話になるのかと心配していましたが、弟くんの性格を把握してくれており、私自身が先生のことをよくわかっていなかったと反省です。

 

面談では志望校についての話題がありました。

東海、滝、名古屋、南山男子、それぞれの特徴や弟くんとの相性について話をしました。

私の偏見かもしれませんが東海は弟くんにはあっていないのかと思います。

成績が追いついていない点もありますが、東海の優位性を活かせるのはある程度能力が高くて、自分でやりたいことを進める意志力が必要なのだと思います。学校のPR映像では林修先生が「やりたいことをやらせてもらえて感謝している」ということを話されていましたが、やりたいことをやれる時間を活かせないと堕落してしまうリスクも持つことになります。性格的におとなしめで自分をあまり前に出さない弟くんには自由な時間がたくさんあることはどうなるんだろうと思っています。

また、東海中学には極めて能力の高い生徒もいるので接触できれば刺激にもなるのでしょうが、それは上位1/3程度でしょうから今の弟くんではメリットにはなりにくそうです。

 

他の学校の話も聞けました。学校ごとの違いがよく分かりとても助かりました。

中学合格をゴールとするのではなく、入学後にどのような学校生活を送るのかを想像しながら学校選びをする必要があるなと改めて思った次第です。

兄くんは勉強自体が好きだったので、高度な勉強の機会を与えるという物差しで考えればよかったです。受験の時にそのように考えられていたわけではなかったですが、結果としては兄くんにとって良い学校に進んでくれたと思っています。

弟くんの学校選びは真っ最中ですが、親の想像力をフル稼働して弟くんの学校生活を描いていく必要がありそうです。

 

実は弟くんは名大附属にも興味を持っています。

何をすれば合格するのかというのがよくわかっていないところもあるので、名大附属1本というのは危険ではありますが、進学先としては良いと思います。

名大附属の試験は私立中学受験勉強の延長線上にある知識・応用問題に加え、作文と面接があります。

弟くんは自分の意見を押し出す方ではないので、作文や面接は得意ではありません。

しかしこれからの人生で自分の考えを表現する能力は必要となります。

塾でも名大附属向けのフォローアップをしてくださるので、本人が希望しているのであれば作文・面接のトレーニングを通じて自分の意見を言えるきっかけにできたら、受験という物差しだけでなく成長という観点でプラスになると思っています。