子供が本を読むのは良いことだと言われています。

でも、子供って普通は本を読みませんよね。

そんな中で父のモットーは「息子が読んだ本を父も読む」というものです。

以前、日経新聞の私の履歴書で「高校生の頃に父親と同じ本を読み合って議論した」という内容があったので、ちょっと真似をしてみました。肉体的に子供と遊ぶのも限界が近いので、他の分野で遊べるネタにしたいですね。

 

兄くんの時は池井戸潤を読みました。途中から兄くんのペースが上がってきたので父は追いつけなくなってしまいました。

弟くんとは上橋菜穂子を読んでます。子供文庫で出ている「鹿の王」から始まり、続いて「守り人」シリーズに突入しました。

守り人シリーズは軽装版で各巻約250ページ、外伝除くで10巻の大作です。

弟くんの後を追って父が読むわけですが、昨日とうとう10巻目を読み終わりました!!

とても面白かったです。上橋さんの本は読みやすいですね。序盤はファンタジー&アクション色が強かったのですが、後半になるに従い駆け引きものに変わり、弟くんは「アクションが少なくなった」とブツクサ言っていました、父としてはどちらも楽しめました。駆け引き部分は兄くんは楽しめるでしょうが、兄くんはファンタジーものを「リアリティがない」と言って読まないので、ダメでしょうね。

 

弟くんは次は「獣の奏者」を読み始めています。これまで手を出していなかった文庫本にも初挑戦です。

父は兄くんにお勧めできる本探しも兼ねて「もしドラ」系に浮気しておりどこまで追いつけるわかりませんが、弟くんがんばれ!