拒食症時代、あれほど恋い焦がれた
「憧れの30kg代」

2か月の入院生活の絶飲食で
いとも簡単に、なってしまいました。

若き日幼い心の憧れは
今は木っ端微塵に朽ち果てて

ガリガリガリンチョが
嫌でたまらない。

全く、あの拒食症時代の美意識は
なんだったのか?

愛情乞食、愛を乞う女の子。
そう、それだった。

そのためには「今にも折れそうに華奢」
その体型が必須だと信仰していた。

心配してくれる気遣ってくれる
大人の気持ちを、ひたすら求めていた。

さて、今回の食道亜全摘術後の
医師からの絶飲食の指示は2週間。

喉と胃の縫合不全は命取りなので

胃カメラ、X線透視、ST(言語聴覚師)の
事細かなチェックなどなど

万全を期しての検査ラッシュで
縫合不全は、有り難くもなかった。

その後は、離乳食みたいなペーストが
配膳されました。

どんなに頑張っても食べられず
無理をすると、吐いてしまう。

そこで、腸ろうからの栄養剤「イノラス」を
毎日4パック入れる指示がでました。

拒食症時代の私なら、絶対拒否でしょう。

自分で腸ろう引っこ抜くとか、OMG
やりかねません。

でも、分別ある大人女子ですから
ってww( *´艸`)、従順に従います。

イノラスは1パックで300kcalあるので
1200kcacは摂取しています。

けど体重は10kgも減少してしまった。

やや痩せぎみが理想なのに
物事、思い通り行きませんね。



看護師のうっすら脂肪の乗った
二の腕が、とても美味しそうに見える。

男なら、かぶりつきたいだろうなと
愚かしくもバカな妄想をしています。