これまでは、和歌山県新宮市の観光地とも言える「新宮城跡」「丹鶴商店街」「仲之町商店街」を紹介してきました。
今回は、少し趣向を変えてディープなスポットである「浮島」を取り上げます。
浮島と言えば、新宮市の正式な観光スポットである「浮島の森」があります。
その名の通り、森が沼の上に浮いています。
様々な植物が混生していたり、「おいの伝説」とかいう逸話があったり。
田舎の住宅街に囲まれるその森の姿は何ともシュール。興味がある方はホームページをご覧ください。
今回は、こんな定番の観光スポットを紹介したいのではありません。
浮島の森を北側に進んでいくと、T字路に出ます。
↓右に進むと、仲之町商店街編で紹介したオークワがあります。(この写真では見えないけど)
しかし、ディープなのは左側。
進んでいきます。
空き地に突如現れる、謎スポット。季節に合わせた飾りつけを今もやっています。
この時は10月だったのでハロウィン。
僕が中高生の頃は普通に自転車でここ通ってたけど、本来は通っちゃダメなのねw
浮島を知らずにこの街並みを見た人は、「何がディープなんだ?」と思うかもしれません。
現に、こんな手間をかけて可愛らしい飾りつけをし、近くには明るい雰囲気の保育園もあります。
しかしその実態は、赤線区域。
赤線区域とは、GHQが公娼廃止令を出してからも売春が行われていた地域のことです。公認とはいえ、売春防止法が施工されてからも裏でひっそりやってたんだろうから、結局は非公認の遊郭ですわな。
こことかわかりやすい。「旅館」って書いてるけど・・・ね。
あか茄子ファームは表の顔?
↑この写真の下に写ってる車、介護用の車でした。
中からほぼ寝たきりと思われるお婆さんが運ばれてましたよ。
あづまやの関係者なのかねぇ。
まぁ、表裏使い分けていたのも今となっては昔の話なのでしょう。
すごく小さいラーメン屋さん。
保育園ができた辺りから、この通り沿いは綺麗な家と古い家が混在する感じです。
問題なのは、1つ隣のあっち側。
ここなんですよ。「浮島5」
めちゃくちゃ細い通りで、住民しか通らないだろ!って道。
出だしから空き家なんですわ。たまらんでしょ?
独特な玄関の作りも見られます。
もうボッロボロ。
最高だねぇ
構造的に恐らくここも売春宿だったんだろう。
突如現れる学習塾「ちいさい学校」。
ドアは開けっ放しで、いつでもウェルカム態勢。
さらに進むと、猫がぽつぽつと現れ始めます。
子猫も現れました。
これはきっと、大所帯が期待できるぞ・・・と思っていたら、案の定。
猫がたくさん日向ぼっこしていました。
結構しっかりした体つき。たんまり餌を貰ってるんでしょう。
まぁこの家も、なかなかアレな感じです。
貼り紙がね、してるんですよ。
「捨」という漢字が書けず、「拾う」になって真逆の意味になってしまう落ち度。
この家に住むおばちゃんと偶然会えたのでご挨拶したのですが、ここにいる猫たちは決して飼っているのではなく、どこかの誰かがここへ猫を捨てに来るらしいです
そりゃ大変だ。可哀想だから1匹1匹に首輪を付けてあげるんだね。
でも思ってたより優しいおばちゃんだった。明らかに地元の人間ではない風貌(ほぼ地元なんだけど)の僕に対しても、動揺することなく接してくれた。●和系は集団になるとああなっちゃうだけで、個人個人は普通なんだな。
まぁ僕はビビりなので、被●別●落とか創●学会とかその辺まで入り込んだことは書けないので、それくらいディープなのをお求めの方は、ぜひ「全国裏探訪」というブログで読んで欲しい↓
結構ズバズバ書いてて面白いです!特に旅館「あづまや」のことは、航空写真も撮って丁寧に紹介してくれてる。
他の赤線区域も紹介されているので、そういうのが好きな方にはおすすめのブログです。
ではでは、長かった僕の地元の紹介ブログも、これでおしまい
意外と読んでくれてる方がいて嬉しい。検索でヒットしたりで地元の人も読んでるかもね。
普段は文章ばかりだから、写真付きは新鮮だったと思います。また気が向いたら、写真ブログ書くかも。
ありがとうございました
【youtubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/kakeru_wa
【twitter】
【instagram】
https://www.instagram.com/kakeru_wa/
【facebook】
https://www.facebook.com/kakeru0609