先日、お客様との会話でこんなことを言われました。

“大田区の平均賃金分布表の地図をとある経緯で見せて貰ったんだけど、玉川周辺最悪!!!あたしの住んでる地域は富裕層が多いから綺麗なブルーなんだけど、玉川の辺りは真っ白!!!!つまり、年収200万以下ってことね!!!そんな低賃金・低所得の人達と同じネイルサロンになんて通えないわー...同じ空間に居るのも正直ご遠慮したいもの。今時、バイトでも真面目に働いてたら軽く300くらい稼げるわよー!!!”

会社経営者、ご実家は由緒正しい大きなお寺。
しかし、アナタのネイルを今しているのは、低賃金・低所得のスタッフですよー...残念ながら。

技術職...特に美容系は一般職に比べお給料が安いです。
練習やら教材やらでコストもかかり、一般職の人に遊ぶペースを合わせると簡単に生活が困窮します。

でもね、一応そんなでも生きてるんだよね。
底辺の生活だと言われるけど。

実家住まいだけど、お金は家に入れてないけど
親(主に母)と出掛けるときはレジャー代、飲食代はあたし持ち。
仕事帰りにお土産を買って帰ったり、ネイルとヘアカラーはもちろん材料費すら取らずに親の予定に合わせてやります。
数ヶ月に一回一人で九州の祖父母に会いに行き、親に内緒で親戚と祖父母に寸志程度のお小遣いをおいてきます。

別にそれを誉めて欲しい訳でもこれを読んでる人にコメントを求めてる訳でもないですが、低所得なりに生きてるんですよね。

富裕層の生活を支えているのは貧民層だということも理解していただきたいです。

常連さんに、しかもカンボジアでボランティア活動を経験した方からそんなことを言われると思わなかったので、衝撃でした。