新基準は3万5000人以上!?
そういう活動している山形市議さんがいるのは知っていましたが。
山形市長がブチ上げた新スタのお話にくりびつてんぎょーです。
ネット上は盛り上がってますが、まだ議会もハトが豆鉄砲食らったような状態なのでどう進展するかもわかりませんので今は静観。
いろんな意見があって当然だし(もちろん反対意見も)、いろんな意見をぶつけて最善の道を見つけてほしいものです。
何より、山形市にモンテをもってきたい!と行政側に思わせるだけの価値があるんだということを確認できてよかったかも(政治の道具や人気取りで使ってほしくはないけれども)。
元天童市民としてはNDにいつづけてほしいんだけど、老朽化がね。
そんな中、スタジアムに関する気になるお知らせが三重方面から飛び込んできました。
あ、キタムよかったね。故郷のクラブの礎となるのも素晴らしい選択だと思います。
で、お知らせがこちら→県が改修計画白紙撤回(中日新聞)
内容は、三重県がJ1基準に合わせて改修を計画していた鈴鹿市のサッカー・ラグビー場の改修計画を白紙に戻すというもの。
その理由が日本サッカー協会が2020年からJ1のスタジアム基準を3万5000人以上に引き上げるという情報を掴んだから、だそうな。コレ事実なら衝撃的な内容ですよ、奥さん。
3万5000人となれば、現在Jに参加しているクラブの多くはこの基準を満たすスタジアムがないために、J1にいられませんよ、ということになります。
これは一時期どっかの新聞が報じていたJをプレミア化することにつながっているような。
三重県側の早とちりであることを願うばかりですが(もしくは本音としては野球場作りたいがための口実にされただけ、とか)、事実ならば、現在新スタジアム構想のあるガンバや北九州、JFLの長野などにも影響を及ぼしかねませんよね、これ。
現行の1万5000人以上でさえ基準を満たせていないクラブがJ2にゴロゴロしている状況でそんなことしたら、ただの地方切り捨ての基準でしかないですよ。
シーズン移行にしてもスタジアム基準を含むクラブライセンス制度にしても、どうも上のやることが現場を無視して突っ走っている感がして不安を覚えます。
来年からスタートすることになりそうなJ3にしてもそう。
町田や長野、讃岐はまだいい方だとして、秋田とか金沢とか福島とか、盛岡あたりもしたいとか言ってるようだけど、去年のJFLの順位表見てご覧よ。
長野や讃岐と他のクラブとの間にどんだけの企業クラブや市民クラブが挟まってると思ってんのよ。
そんな味噌っかすばかり集めてリーグ戦したところで、勝ちあがってきたところがJ2ですんなり戦えるわきゃないでしょ。
そこまで日本サッカーの底辺は広くないよ。
物事を走りながら考えるっていうのも大事。でもリーグ制度の見直しなんてのは選手やクラブスタッフの人生をも巻き込むわけだから、もうちょっと議論を尽くしてもいいと思うんですがね。
もちろんいち早くJを目指すクラブにとっては溺れてる時に流れてきた藁みたいなもんなんだろうけど、これじゃ今まで日本サッカーを下から支えてくれてた企業クラブに対して失礼極まりないよね。
物事が劇的に変わることを嫌うのが年寄り染みている気もしますけど、今、日本のサッカー界で起こりかけている変化に対しては違和感しか感じません。
一方でJ3作って門戸を広げますよ、ってカネづるを増やそうとしている一方で、スタジアムの基準を引き上げちゃおうか?などとヒソヒソやってるんだとしたら日本のサッカー界上層部の脳みそはスポンジでも詰まってるんだろうね。
J3作ろうとしてるのはJで、スタ基準引き上げようとしていると報じられているのは協会だけどさ。
報道されていることが真実とは限らないし、情報があまりにもぼんやりしているので、どの問題にしても見守ってく必要はありますけど、どうも最近聞こえてくるサッカー界のニュースには多くの「?」が付いて回るんだよなぁ…と本当におじいちゃんぽいこと書いてみる。
真実を見抜く目が欲しいぜ。
↓そういやキタムのチームは三重県2部。実質7部相当なわけで、いくら地元とはいえキタムは思い切った決断をしたな、と思います。ちゃんと動向を追っていきたいですね。ぽちっとひとつ。
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