選手の入れ替えは必要だけど。
山形は雪がちらつきはじめたようで。
東京で寒い寒い言っているのが申し訳ない今日このごろ。
先日発表された4人のほかに、船山、前田の契約満了に伴う退団が追加発表されました。
今季の日程上、分かり切っていたことですが、最終戦の後にこういうリリースをされると選手にお別れを言えるのがごく一部のサポだけになってしまうのが切ないです。
奥野監督の続投の後に小出しで発表された船山、前田。
穿った見方をさせてもらえば、クラブとしては残してもいいかな、という選手でも監督の意に沿わなかったということでしょうか。
それとも、クラブとしては契約の意思があったものの、条件等で折り合わず契約満了としての発表だったのでしょうか。
船山のツイッターを読むと、「敵として」という発言があるので、既に他のJ2クラブからオファーがあるのでしょう。
その移籍をスムーズに進ませるためのクラブ側の配慮もあったのかもしれませんね。みーもの場合も同様かもしれません。
敵にタダ同然で戦力をくれてやるのは勝負の世界でどうなのかとも思いますが、契約が残っていない以上どうしようもありません。
ヨーロッパではクラブの望まない移籍を選手が模索した場合は飼い殺しにしたりもするのですが(今季前半の長谷部とかね)、それは日本の風土には合わないんでしょうね(これは契約期間が残っている選手の話ですけどね)。
どんどん小林色が消えていく気がしています。
クラブが生き物である以上、それは致し方ないものであり、必要なこと。
とはいえ、今見る限り前任者の残り香を必死になって消しているだけな気もします。
そこに一本筋の通った強化指針があっての選手の切り方なのか。
甚だ疑問です。
監督の続投が発表された際、オモシロコメントを出していました。
得点力アップのために「シュート技術、パス技術、コントロール技術、駆け引き技術の習得、アイデアの共有に取り組み」(抜粋)ますってよ。
さらには失点減らしたいから、「個人守備技術の向上、シュートシーンを作らせない組織的守備の構築に取り組んでいきたい」(抜粋)ですって。
・・・ほとんど全部じゃねーか。
今年、貴方は何をしてきたの?という(笑)
それができていればダントツでJ1昇格決めて今頃ウハウハですがな。
もちろんコメントが目標であることは承知していますよ。
それにしても内容が薄っぺらいじゃないですか。抽象的すぎる。
フロントは攻撃的サッカーの素地はできたと思っているフシがありますけども、どう考えてもそれは楽観的、希望的観測で物事を捉えすぎてやいませんか。
22日にリリースして失笑を買った「来季の体制づくりについて」の中身でもシュート数、クロス、コーナーキックの数がリーグトップだから攻撃的なサッカーをしていた、と結論付けていますが、そんなもんボールがゴールラインを割らないと何の意味もなさない数値。
むしろ、それだけのデータがありながら10位に甘んじたという自虐ネタでしかない。
チームの選手、監督の質が劣っているということを喧伝した上で、その監督と来季も契約したいと思います、で結んだら支離滅裂などっかのバカな(自称)モンテサポレベル。
よくこんなもの出そうと思ったね。組織の危機管理のなさを露呈しているように思えてきます。
監督と契約更新することは決定済みで、その結論ありきで無理矢理作るからボロがでる、というかボロだらけ。
そもそもコーナーキックが一番多かった、って一体CKから何点取りましたかっていう話ですよ。
こういうデータが出ていますので、「どういう練習をしてうんぬん」とか「選手に課題を与えてうんぬん」とか「どの部分をどう強化してうんぬん」「こんな選手を獲ってきますうんうん」とかいう具体的な内容が一切ないからうわべだけの反省に見える(書けないことも多いし、スペースの都合もあるでしょうが)。
これで来季も4‐3‐3でシーズンスタートとかしたら、もう怒りを通り越して笑ってしまいますよ。
じゃあなして今年それを貫かなかった、とね。
うだうだと書いてきましたが、言いたいことは来季何がしたいか見えてきていないということです。
「攻撃的サッカー」ってなにさ。
同じ攻撃的なチームでも、バルサのそれとレアル・マドリーのそれは全く異なるもの。
我々の、山形の「攻撃的サッカー」ってなにさ。
バスク人だけで戦うアスレティック・ビルバオなんていうチームはその理念自体が攻撃的じゃないの。
カネに糸目をつけない補強を繰り返す中国のクラブだって、ある意味では攻撃的なチーム作りしてますよ。
私は小林さんのころのいい時のサッカーって大前提として守備ありきだったけれど、予算も戦力も上のチームに負けてたまるか!こなくそ!っていう精神的な部分では実に攻撃的なチームだったと思ってますよ。
守備がハマっていた時のサッカーの、理詰めでボールを追い込む様なんてのは、能動的な守備という意味でまさに攻撃的でしたよ。
じゃあ奥野さんの攻撃的ってなにさ。
なにもないじゃないのよ。
ただ漫然とクロスを入れる。中にセンターフォワード一人しかいないのに。
中島が個人でがんばってペナルティエリアに侵入する。周りのサポートが適切じゃないから。
前半戦には何度もゴールを陥れていたプレースキッカーが変わる。せっかくいい外国人を獲ってきたから。
なんの規律もない、なんとなくその場しのぎのプレーをさせるのが攻撃的なサッカーか?
挙句の果てにはその攻撃性を下支えするはずの中盤の守備がずさんさが見え隠れし、最終ラインもぼんやりしたライン設定。
そりゃカウンターの餌食にもなるわ。
私が奥野監督に見切りをつけた試合があります。
アウェイの鳥取戦。
映像を見られる方は見返してみるとわかりやすいと思いますが、1失点目、西河のアバウトはバックパスを相手に拾われて失点・・・というのが大方の見方です。
ですがよく考えてみてください。
なぜ、あの場面で右サイドのセンターライン付近にセンターバックの西河がいたのか。そしてなぜディフェンシング・サードのド真ん中に我が軍の選手は誰もいなかったのか。
あの場面、前からサイドバックの小林、西河、そしてなぜかその後ろ、右サイドの深い位置にもう一人のセンターバック・前田がいました。
???
おそらく前田は西河のフォロー、すなわちバックパスを受けようとあの位置取りをしていたのだと思いますが、そしたら真ん中には誰もいなくなりますわね。
石川が絞るでもなく、宮阪が下がるでもなく、ぽっかり空いたスペースに西河からの絶妙なスルーパスが鳥取の奥山に通ってあえなく失点。
守る際の決めごとがあまりにもなさすぎる。ディフェンスラインの4人は昨年までJ1の舞台を経験していた選手たちですから、奥野さんだけを責めるつもりは毛頭ありませんが、あまりにも酷い。
そして試合後には恒例の「選手はがんばった、相手のサッカーが良かった」的発言に終始するんだもの、こりゃもうアカンわ、と思ったものでした。
そんな監督を続投させるという決断を下したフロントは、来季腹を切る覚悟でこの決断をした、と受け取って構わないっていうことですね。
奥野さんのやりたいサッカーをどうピッチに落とし込むのか、そしてそれはどんな選手たちにやらせるのか。
これからの数カ月は、フロントの覚悟が試される数か月だと思って見守りたいと思います。
見守るというのはなんか違う気もするけど…。
来季も奥野さんがやると決まった以上、我々はそれを受け入れるしかないんですけど(受け入れ難ければスタジアムに来なければいい)、クラブのやっていることをすべて受け入れてるわけではないという意思表明でした。
今季の収穫は、経営的に赤を出さなかったことだけですかね…。
そこはフロントを評価していいかと思いますが、チームの強化方針の迷走が巡り巡って経営にダメージを与えかねないな、と危惧しております。
↓北九州にハシラ兄が就任しそうですね。来県した際は盛大にイジってやりましょう(あの事件は事実無根だったようですが 笑) 季節外れのスイカが食べたいなぁ~。
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