雪の問題抜きでもそこまでメリットないよね。
またでたね、シーズン移行。
忘れた頃にやってくる夏場の蚊か。はたまた、しぶとく這い上がってくる岡本夏生か。…失礼か。
自分が知ってるサッカー好きでコレ賛同している人見たことないんだけど。
あ、日本リーグ時代も秋開幕の春閉幕だった時期がある、とかいうのをネットで見ましたけど、当時は鹿島(住友金属か)より北にチームはなかったはず。
だからこの過去の事実を持ってきて、できる!とかいうのはおかしいべよ。
なぜ日本サッカー協会はそこまでしてシーズン移行にこだわるんだろう。
ない脳みそで考えてみるど。
まずざっくりと今回提案された案を見てみる。
来年のシーズンを通常どおり3月に開幕して、1年半かけてリーグ戦を行い、14年ワールドカップ前に終了、ワールドカップはさんで14年秋からシーズンを完全移行する、と。
なんかもうワールドカップに出ることになってますけど、まぁ、そこはツッコまないでおきます。
降雪地域に配慮して1、2月は試合を行わず(ウインターブレイク)、開幕を8月に・・・ん?8月にする、と。
ここはツッコミどころかしら。
さて移行のメリットとやらをば考える。
まず選手が海外に行きやすくなる、らしい。
…海外っつうかヨーロッパね。
海外で経験を積めばイコール代表の強化につながるぞ、と。
そりゃそうだ。それだけがすべてとは思わないけど、そりゃそうだ。
だけどね、現状のままでも多くの選手が夏に移籍しようとしていますよ?
報道によれば清武、酒井。
日本サッカーがそれだけ(ほぼドイツオンリーの)海外で認められてきたってことでしょう。
たとえばこれが秋‐春にしたから移籍する選手が倍増するかってーと、本当にそうかい?
移籍する選手が欧州が開幕前の夏に合流した方が移籍先チームに馴染みやすいからってのもよく聞くけど、酒井高徳やザキオカさんを見る限り、絶対的なメリットとは言い難いでしょう。
ようは本当に実力があれば起用されるし、ダメなヤツは夏行こうがダメなわけ。
はて矢野さんはいつドイツに行ったっけ。
必ずしもシーズン移行すなわち海外組が増える、ではないと思う。
シーズン途中でレギュラーに抜けられるクラブはキツイじゃん、どうせ抜けるならオフシーズンの方がいいじゃんという意見もあります。
でもね、ここのところさすがにクラブも選手も学んだのか、なんとか違約金を獲るという流れになってきているじゃないですか。
そのお金で新たな選手を獲るなり、ユースの強化に回して将来また売れる選手を育てるなり、クラブ強化につなげられるようになってくるから、違約金の獲りやすいシーズン途中の方がメリットはあるんじゃなかろうか(選手の契約が切れる可能性のあるシーズン終了後=秋‐春制だとクラブにカネが落ちない可能性がある。選手がゴネて契約延長しない場合とかね)。
そもそも日本サッカーの基盤であるはずのJリーグから選手の流出を推進するようなことを協会が言っちゃっていいのか。
Jがあってこそ海外に行く選手も出てくるっていう話だわさ。
それとシーズン移行により、日本代表の強化がしやすくなる、らしい。
というか13年は6月にW杯予選とコンフェデ、7月には東アジア選手権があり、日程がキツキツで例年通りだと収まらないので、来年は18カ月かけてやるのもひとつの案ではないか、とおっさる。
むむ。
シーズン移行したら代表選手のハードスケジュールが解消される、という理論があっさり崩れたぞ、オイ。
どっちにしろ、1月にも代表戦がある時はあるし、夏場に代表戦がある時はあるんですよ。
昨年1月のアジアカップの際にコンディションが整わず、序盤思わぬ苦戦を強いられたのは記憶に新しいところ。
それが1月の試合(大会)になるか、夏場の試合(大会)になるか、ってだけのお話でしょう。
次のアジアカップの1月だしね。
もうその辺はうまくターンオーバーを使うとか、試合や大会にプライオリティを付けて勝ちに行く試合は海外組フル招集するとか、そうでもない大会は国内組や若手の強化に使うとかしていけばいいんでないの。
なんでもない国内の親善試合なんて、海外から全員呼び寄せることもなかろうて。
あ、スポンサーがウルサイスってか。
むしろ今のシーズン制で20年やってきて、一応アジアではほぼ敵なし、たまに強豪国から勝てちゃうような代表チームが作れてるじゃないすか。
シーズン移行したら、FIFAランクトップ3に毎回勝てる代表チームが作れる保障はどこにもないわけで。
雪国の問題や日本の実社会のカレンダーとのズレによる新卒選手の扱いなどの諸問題を脇に置いといて移行するほど、とてつもないメリットではないはずっすよ。
…ああ、あとはあれか、酷暑の試合がなくなることで競技レベルが上がるし、熱中症になる危険性がなくなるっていうヤツか。
そんなもん、冬に試合したら寒さで足先の感覚がなくなって競技レベルが落ちるし、芝のコンディションが不良になれば競技レベル落ちるっつうの。冬は血管縮まって死ぬかもっつうの。凍傷になるかもっつうの。
夏に試合するにしろ冬に試合するにしろ、選手にも観客にも何かしらかの負担はあるわいな。
1月、2月に試合しないよ、って言ったってさ、結局そのしわ寄せが8月開幕というところに行きつくわけでしょ。
8月にスタートするっていうなら、7月から準備せないかんわな。結局暑い中サッカーやってんじゃん。
6月も9月も暑いときは暑いでやんすよ。
そもそも結構重要な部分だと思うんだけどね、カネ出してくださるスポンサー様との契約ってどこも日本社会と同じサイクルの4月~3月とかじゃないの?
シーズン移行したら、さぁシーズンはここから盛り上がる終盤だ、ってところでスポンサーが新年度から契約しませんよ~ってなことにはならんかね。
特に成績振るわないチームが3月で契約打ち切られてしまう可能性だってあるよね。
ほかに何かメリットがあれば教えてください。
あ、欧州から選手を獲得しやすいとかいうの、やめてね。
あっちのクラブからフリーで獲れる選手なんてのはそこそこの選手でしょ。
今、カネに目のくらんだビッグネームは中国でも目指しますよ。
本当のトップは欧州に留まるだろうしね。
なんだかデメリットしか浮かんでこないんだよね。
メリットがあっても裏っ返せばデメリットにもなりうることばかり。
じゃあ、そこまで多大なエネルギーを使ってまで移行する必要はないんじゃないの、と。
それでもめげずにやるやる、と吠えているのを見ると○通の陰謀だ!って言われても、まぁそうかもねと思ってしまいますわね。
それか田嶋の自己顕示欲かね。
現状のままではジリ貧になるのも事実なので、なにか変化を加えることでひとつの起爆剤としたい、っていうのも理解はできますから、議論は徹底的にすべきですけどね。
それがJリーグから出るんじゃなくて、日本サッカー協会さんがしゃしゃり出てくるのはどうなんでしょうか。
日本サッカーも強くなります!Jリーグも飛躍的に発展します!なんて策は正直ないんですよ。
地道に地道にやっていくしか。
今回は、「雪国サポはすぐ雪の問題を持ってきやがる」って言われるのがいやだったので、雪問題は抜きで書いてみました。
本当は書きたいけど書きだすとたぶん、文量が倍になるんでね。
↓日曜日は休日出勤になっちマータイさんなので、福岡戦はテキスト観戦となりました。現地へ行かれる皆さまはお気をつけて。最近、盟主botが好きすぎてたまらないくろぶっちでした。ポチっとしないやつはさがんとす!
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