陽の当たる場所を目指して
かなり唐突にJ2の下の下、地域リーグの話でも。
現在、全国社会人サッカー大会という大会がひっそりと行われております。
明日22日に決勝が行われるんですな。
対戦カードは
「AC長野パルセイロ-NECトーキン」
・・・。
そうでしょうそうでしょう。
まったく興味なしでしょう。
だいたい明日はアジアの頂点を目指す戦いも行われますもんね。
同じ頂点を目指す大会とはいえ、そりゃレヴェルも違えば、注目度なんてゾウさんとアリさんの比ではないわけで。
でも、宇都宮徹壱氏の薫陶を受けたわたしは、ムッソリーニばりにひっそりーにと地域リーグにも興味を持っているのです。
話が逸れました。
サッカーにお詳しい方であれば「地域リーグ決勝大会(地域決勝)」の名前は耳にしたことがあるかと思います。
全国の地域リーグを勝ち抜いたチームがJFL昇格を懸けて鎬を削る大会です。
予選グループごとにチーム数が違ったり、中1日での過密日程があったりと結構悪名高き大会ですね。
地域決勝には、北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州の各リーグの1位と、“昨シーズンの大会でJFL昇格を果たしたチームが所属していたリーグ(つまり、ファジアーノ岡山の中国、FCMi-Oびわこ草津の関西、ニューウェーブ北九州の九州)”の2位が参加できます。
今年、参加が決まっているのが、
北海道・・・ノルブリッツ北海道(北海道で1人勝ち)
東北・・・グルージャ盛岡(いつ上がるの?)
関東・・・町田FCゼルビア(山口貴之がいます)
北信越・・・AC長野パルセイロ(丸山良明がいます)
東海・・・静岡FC(静岡第三のクラブ)
関西1・・・パンディオンセ加古川(“パンティ温泉”の異名を持つw)
関西2・・・アイン食品(アイーン)
中国1・・・レノファ山口(今年のキャンプでモンテと対戦)
中国2・・・未定
四国・・・カマタマーレ讃岐(羽中田昌が監督)
九州1・・・沖縄かりゆしFC(FC琉球とは別)
九州2・・・Vファーレン長崎(小峰さんのチーム)
中国リーグの2位はまだ決まっていませんが(庄司孝のいるデッツォーラはダメっぽい)、ほぼメンツはそろいました。
これら12チームに加えて、冒頭の「全国社会人サッカー大会(全社)」の上位2チームが参加できるレギュレーションなんですな。
というわけで全社は、社会人サッカーのナンバー1を決めるという名目の敗者復活戦なんです。
ちなみに決勝に進出したAC長野パルセイロは地域リーグ決勝大会への出場を決めているので、3位決定戦「松本山雅FC(※北信越4位)-ホンダロック(※九州3位)」の勝者とNECトーキンに出場枠が与えられます。
恐らく今大会に相当な意気込みを持って臨んできたであろう松本山雅とホンダロックの戦いは、死闘になるでしょう。
見ることはできないですが、結果には注目しています。
ACLもいいですが、下ももっと注目していいと思うんですね。
多くの専門家が指摘するとおり、Jのチーム数増がリーグのレベル低下をもたらすのは事実でしょう。
確かにピラミッドの頂点の強化は大事です。
でも、Jが掲げる理想(本当にただの理想かもしれないけど)には、底辺の拡大という点も含まれているはず。
諸々の問題はありますけど、恵まれない環境の中、陽の当たる場所を目指して必死に狭い扉を開こうとしている男たち。
かっこいいじゃないですか。
中途半端なJ2のクラブでのほほんとしている奴らなんかより断然かっこいい。
たまに「レベル低いJなんか見ない」とかいうヨーロッパ至上主義の人がいますが(まだいんのかな。昔はかなりいたけど)、プレーのレベルだけがサッカーの魅力ではないと思います。
身近にJを目指すクラブがないか探してみるのもおもしろいっすよ。
ちなみに今年の地域決勝は1次ラウンドが11/22~24、決勝ラウンドが11/28~30に鳥取やら福岡やら石垣島(おいおい)やら南の方で行われます。
お近くのかたはぜひ。