久しぶりに髪を短めに切りました。さっぱり。
こんにちは、
デザイナーの藤井です。
毎朝、地下鉄で通勤しているんですが、
自宅の最寄り駅は、学生が多く利用していて、階段とかけっこう込んでいます。
なので、交通整理のおじさんが、階段の踊り場に立って、
「おはようございまーす。は~い、左側を歩いてくださーい」
と、混雑時の事故をさけるために、声かけをしてくれています。
日によって何人かのおじさんが交代で勤務しているんですが、
その中のひとりのおじさんは、やたら がんばり屋です。
人によっては、
「・・・・・左側歩いてくださいー。」くらいの声かけだったりするんですが、
がんばり屋おじさんは、
「おはようございま~す!はーい!左側歩いてくださいー!おはようございま~す!」
とつねに大きな声をかけてくれています。
このおじさんは1日何回『おはようございます』を言っているんだろう。
相当数の『おはようございます』を投げかけているおじさんですが、
『おはようございます』が返ってくることはほとんどありません。
忙しい社会人や、スマホを見ながら歩いている大学生、
返ってくることのない、おじさんの『おはようございます』に
『おはようございます』を返したいんですが、なんだかこっ恥ずかしくて、
おじさんに聞こえるか聞こえないかくらいの
『おはようございます』を
すれ違いざまに言っているくらいの毎日です。
でも、ある日ふと、
待てよ、何に恥ずかしがることがあるんだろう?と思ったんです。
大きな『おはようございます』をおじさんに返してもいいじゃないかと。
別に誰かも知らない大学生や社会人に、
一瞬チラっと見られるくらいで、何も気にすることは無い。
普段返ってこない『おはようごいざいます』が返ってくるもんだから
1回目は、おじさんも「およっ」と驚くかもしれないけれど、
それは嬉しいおどろき。(たぶん)
なんか急に思ったんですよね。
「あ、オレ自由だ」って。
ふだん挨拶しないおじさんに挨拶することもできるし、
すれ違った近所の人に、今日から挨拶をするのだって自由。
なんとなくこれまで通りの1日を過してしまっていることも多いけれど、
昨日と違う今日にするのも自由。
いつもは降りない駅でおりて、初めての道を歩いてみることだってできる。
気になった本を寝ずに、朝まで読むことだって、次の日少し眠いくらいで問題ない。
最近会ってないな~と、ちょくちょく頭にうかぶ、友達に手紙を書くことも。
やろうと思ったらなんだってできる。
そう、僕らは自由なんだから。
今日と少し違う、新しい明日を迎えてみようかな。
まずは明日、あのおじさんに、大きな声で『おはようございます』を返してみよう。

藤井