ぼくらはスーパーマン | 96BOX blog

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あくびをすると、マスクからアゴがはみ出します。
こんにちは。デザイナーの藤井です。

先日、初めて利用する地下駐輪場に行った時のこと。

その駐輪場は、これまで僕がよく使用していた駐輪場とは勝手が違うようで、
駐輪時もしくは清算時に使用するであろう機械の使い方がわからなかった。

困ったなと辺りを見回してみると、
大きな駐輪場だったので、職員のおじちゃん
(おじちゃんとおじいちゃんの間くらいの歳)が、
ところどころに立っている。

これは良かったと、おじちゃんに
「ここ初めて使うんですけど、どうやって駐めればいいんですかね?」
と聞いてみたところ、おじちゃんがうれしそうな顔をして
分かりやすく教えてくれた。

特に聞いていないことまで、いろいろと説明してくれる。
「あぁ、なるほどね!」「はいはい!」と
僕が相づちをうっていると、とても張り切った感じで話してくれる。

おじちゃんは、自分が人の役にたっていることが嬉しいのだろうと思った。

僕はたまに、人にお願いするのが億劫(おっくう)というか、
申し訳ないというか、頼みづらいというか、
うまく頼ることが出来ないことがある。

けれど、よっぽどめんどくさいことでない限り、
人は、人に頼られることを嫌だとは思わないだろうし、
僕も人に頼られたら、やっぱり嬉しい気分になる。

人に頼られるってことは、人に自分を必要と思われるってことで、
自分がそこにいていいんだっていう居場所をもらったような
そんな居心地の良さというか、嬉しさを感じる。

おじちゃんは、ほぼ毎日その駐輪場で働いているのだろうから
その駐輪場のエキスパート。他の人が知らないことだって知っている。
だから困っている人を助けることもできるスーパーマンな訳だ。
おおげさに言うと。

どんな人にだって、多分そういう得意分野ってあると思う。
その部分なら人を助けることができる自分の得意エリア。
自分がスーパーマンになれる場所。

どんな小さなことでも、
人が人を助ける時、人が人を頼る時、
その瞬間だけ、そこにはその分野のスーパーマンが生まれている。
僕らはきっと、みんなが誰かのスーパーマン。











藤井