徒然なるままに看護教員 -3ページ目

徒然なるままに看護教員

看護教員の日々を綴っています

看護師は変幻自在であるべきだといつも思っている。


多くの引き出しを持ち備えていて、いかなる疾患にも、いかなる状況にも対応できるようにしなければならないと思っている。


http://ameblo.jp/tomoko-sakuranbo/entry-12094069985.html


いつも楽しく読ませていただいているブログのご紹介です。


あくまでも自論ですのであしからず。


食事は、2つの機能があると思います。


①1つは、おなかを満たしエネルギーとすること。


②もう一つは、5感を使って楽しむこと。


食事の内容を、一緒に食べる相手を【見て】、食事の作る音を、食べる音を、共にする者の話を【聴き】、食事の香りを【匂い】、食事の食感、歯ごたえなど【触覚】を、そして食事の【味】を楽しむ。


視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚ここに満腹中枢や血糖値やホルモンは関係ありません。


今、嚥下機能が低下すことにより①が危ぶまれている。


解決方法は


嚥下せずに胃に栄養を届ける→栄養チューブまたは胃瘻。


でも、②の機能は保たれている。


となると、この胃瘻や栄養チューブは延命なのか?


②の機能が保たれている間は、延命というより、助命、救命といった方がいいような気がします。


まだまだ、人生を楽しむことはできます。


人工肛門を作っている人の中には、余命の予測がついている方もいます。それでも人工肛門を作るのは、それを作ってでもまだまだ人生を楽しむことができると判断するから作るのでしょ。


人生を楽しむことができるのではあれば最新の医療技術は大いに利用するべきだと私は考えます。


今、世間では胃瘻は延命行為というようなことがいわれています。


それに感化され胃瘻がさもダメというようなことを断言してしまうのではなくその人の今までの生きざまとこれからの生きようをしっかり見れるような引き出しを常に用意しておきたい。


このような考えでもっても、私が担当した患者さんには胃瘻を断られたこともありました。


そのような生き方を選ばれた患者さんに日々敬意をもって看護し、最期を迎えていただきました。


なにが正しくなにが間違っているのかは本当にわからないのですが、ただ、その方に後悔のないことを常に目指したいと考えます。