大正4年 稲1銭青銅貨 PCGS MS65RD | ぜんまい仕掛けの龍 弐式

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今日、手元に戻って参りました。



スラブに入れる時は基本的に年号見える側が表。
個体番号(証明書番号)、隠す方もいるけどウチは公表してます。
これは所有者を示すものではなく、個体を特定するためのものなので問題ないと考えています。
真贋が気になるなら遠慮なく調べてね、って意味もあります。

グレーディング及びランク表記についての詳細
はこちら。



裏側、一見逆さまですがこの時期はいわゆる「コインアライメント」で打たれているのでこれが正しい向き。
うん、問題ない。

ちなみにわが国では大正以降現在まで「メダルアライメント」で打たれています。

コインアライメント、メダルアライメントについての説明はここ。








JNDAカタログでは明治後半、龍図が廃された頃から年号が入っていない方を表にしています。
造幣局のミントセットも年号がない面を表と説明しています。

ところが、世界的には年号が入っている方を表としているのでこのスラブも基本的には年号側を表にしています。
スラブ化申請の時、どちらを表にするか伝えられるそうです。
「円銀の菊紋面のトーンが美しいからこっち表にしてスラブに入れてほしい」とか出来るって訳。

ちなみにコインの裏表って法律で決まっている国、地域がほとんどらしい。
なのにわが日本では何故かそのような規定がないそうです。
くだらない法律作ってるヒマがあったらこういう事ちゃんとしろ(^q^)
ゼニは国の顔だぞ。

で、改めて観察してるとこれでよくMS65獲れたなってのが正直な感想。

稲面側の平らな部分に見えるか見えないか際どいようなごく小さな傷。

色が白っぽく感じたのは過去に何回か素手で触られて付いたと思われるうっすらと全体を覆う汚れが原因かと。
ロール割りでない弱点(特徴)が出ましたね。

しかし絵柄の隙間に残る赤銅色はきれいな色をしている。
もしこれが汚れていなかったらきっとこんな赤い色していたはず、ならばMS66狙えたに違いない。

とりあえず、PCGSのサイトで検索かけてみた。
みんなからはどう見えてるか気になって。





あれ?何か実物よりきれいに写ってなくね?(^_^;)


とにかく初めてのスラブ化、無事成功に終わりました。
結果もかなりの高評価頂きましたし、個人的には満足感がありました。

またこんなん見つけたら持ち込んでやろう(笑)